《飼い主死亡》余市多頭飼育崩壊案件に出向きました。
2月8日
猫管理スタッフジェイミーとソーランラインと呼ばれる海辺の街
余市町に向かいました。
海鮮はもちろんのこと、ニッカウヰスキーや果物の街としても名高い所です。
実は余市町には何度となく足を運んでいます。
相談も小樽に続き群を抜いて多い場所です。
北海道内、各地域ほぼ同じですが相談窓口が無く
唯一の振興局や保健所も適正飼育の啓蒙はするものの、実際猫を保護する収容施設が殆ど機能していない為、相談者はいつも宙ぶらりんになることが多いのです。
今回の案件は余市町役場と後志振興局が相談を受けて動き出している案件です。
この日は役場の職員さん達と待ち合わせて、現地の視察に出向きました。
すでに保護された猫達は2箇所の保健所に
収容されて、ボランティアさん達が引き出しを始めてくださっています。
飼い主さんは既に死亡されており、廃墟の様になっているお家で猫達はどうにか親族の方が餌を与えてくれている様です。
孤立化
猫とゴミ屋敷化
もう見慣れてしまったこの光景
慣れている猫達は既に捕獲されていて、
この部屋の中で猫の確認をするのは至難の技です。
この時期だと何度も足を運ぶこともできない為、今後は職員さん達に捕獲器での捕獲をお願いしするしかありません。
今回
我々の気持ちがすっかり萎えてしまった
光景がありました….
数匹の猫が悲惨な状態で息絶えていたのです。
その光景が目に焼き付いてしまい、帰りの車中でスタッフのジェイミーと言葉を失ってしまい沈黙するばかりでした。
後は生き残った猫達を幸せにしてあげるしかありません。
これを皮切りに何故か怒涛の相談が舞い込んでくることになるのです、、、