日々の活動報告

レスキュー案件

2021.02.25

千歳市新たな多頭飼育案件。

2月某日
スタッフのエミを同行して向かったのは
千歳市でした。
飼い主さんからに直接入ってきた相談。
やはり生殖制限を怠った為の多頭飼育案件でした。

一番、困られていたのはやはりコロナの影響で仕事が激減してしまい生活がかなり厳しい状態になってしまったこと。

増えてしまった猫達の世話もどんどん大変になり、家族間の関係も悪化していった様です。

お部屋はそれほど酷い状態では無かったですが、正直衛生的とは言えませんでした。

猫達も猫風邪の症状が出ている子も多く、目が潰れている感じの子もいました。
医療費がかけれていないのは歴然でした。
この辺りは予想できたので、猫餌やペットシーツを使ってもらう様に用意していきました。

居間にいる子達は人が好きなタイプの子達です。

子猫は猫風邪で苦しそうです。

早く治療してあげなければなりません。

この子の目は目ヤニで開くこともできません。

*病院にかけれない場合は薬局でホウ酸水を購入して拭いてあげるだけでも違います。

出産してしまった親子がいました。

とりあえずこの日は親子猫と猫風邪の子猫達を引き出すことにしました。

2階には人馴れしていない猫たちが生活しており、不審な侵入者に警戒しまくっています。

ワンちゃんも1匹。

生殖制限をしていないので、粗相がひどい様でペットシーツだらけでした。

きっと最初はこんな赤ちゃんが産まれて可愛くて

可愛くて、ついつい手術を怠ってしまうのでしょうね….
猫の繁殖力の強さや、多頭飼育崩壊の大変さを
本当に知って欲しいです。
想像力の欠落なのでしょうか、、、
共感できることがないのが本音ですが、それでも
猫達には罪はありません。
【適正飼育】を
力の限り叫びたい!!!!
これ以上の繁殖を防ぎ、新しい家族を見つけてあげること。
とにかく飼い主さんにも普通の生活を取り戻して欲しいのものです。

ツキネコに連れ帰ってきた子猫達は真っ直ぐに病院で治療してもらいました。

親子猫は哺乳のベテランボランティアさんにすぐに連絡をして連れて行ってもらいました。
この様な一時預かりボランティアさんがいてくれることが、当団体の強みでもあります。
昨年、関わったチンチラ多頭飼育崩壊案件で
協働で動いてくださった千歳市生活衛生課のlさんに連絡したところすぐに迅速に対応してくださり
とても助かりました。
去勢、避妊する猫達は20匹近くいます。
今までも多くの相談者に支払い能力がない場合が多く、当団体が負担するしかなく長いこと赤字経営が続いていました。
現在
《どうぶつ基金さん》の多頭飼育手術チケットや
TNRチケットのお陰で、格段に手術費の負担が
軽減されているのです。
協力病院がもう少し増えてくれると良いのですが、、、
もちろん飼い主さんの責任を放棄させるわけでは無く、かかった医療費は少しづつでも返金してもらう様に事務方スタッフがしっかり請求してくれるようになり、赤字から少しづつ脱却することができました。
行政の職員さん達にも当団体の負担の大きさを知ってもらい、一緒に協働で問題解決出来る様になってきました。
まだまだ地方にはこの様な問題が山積しています。行政の皆さんに現状に向き合ってもらい
協力体制を取って貰える様になれることを願っています。
来週あたり手術がスタートできそうです。
あしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあとあしあと

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