ソーシャルビジネスとファンドレイジング⑵
活動に幅がどんどん広がり楽しみながらも苦渋する日々の中、第2の転機は《札幌市市民活動センター》との出会いでした。
http://www.shimin.sl-plaza.jp/
札幌市内で様々な問題に取り組んで活動する沢山のNPO団体の存在を知り興味を惹かれたのです。
その頃、動物保護団体の内情や手法に違和感を感じはじめていました。
全国には詐欺まがいの団体が横行し、不必要に寄付を募ったりアニマルホーダーやネグレクトの問題などこちらにも暗闇が深くありました。
保護団体の皆さんの保護動物への《動物愛》が強いあまりに飼い主さんへの要求も過剰で、私には理解できない様な内容も多々ありました。
《愛護動物を助けたい!!》という同じ気持ちで
動いている人達が、協力しあうどころかいつの間にか罵倒しあったり憎みあったりする姿が垣間見えて残念な気持ちになることも少なくありません。
私でさえ他団体に面談を受けたら、多分どこでも落とされてしまう内容に首を傾げてしまう様になり、、、
そんな疑問もあり《永年預かり》や《アレルギートライアル》
《譲渡視野の一時預かり》など多岐に渡る譲渡の仕方が変化してきました。
皆様に喜ばれる上に当団体の譲渡も進み、一石二丁いや、3丁、4丁くらいになっています
当団体の強みは『変化に対応する』柔軟な姿勢だと思っています。
そんな中、市民活動サポートセンターの活動の一環【マチナカ✖️NPO】の実行委員に選ばれてイベントのお手伝いをする様になりました。
NPO団体の構成ボランティアさん達は中高年層が多く、イベントのカラーが地味目で若い人達が集まりづらい様に感じました。
それを変えていきたいと皆さんと意見を出しあってきました。
回を重ねるごとにこのイベントが活性化していることに私自身も楽しんで活動させてもらっています。
ここで当団体の存在を知っていただくことができ、その後講演会や登壇する機会をいただく様になり『動物』だけでなく今までとは違う世界の皆さんとの交流が可能になったのです。
先日、札幌創世スクエアにて参加させて頂いた
ソーシャルビジネスセミナーの勉強会
こちらも大変勉強になり、今後認定NPOを目指していく上にも、ファンドレイジングの必要性に於いても考えさせられることがたくさんありました。
また自分たちの経験を通して、今後ソーシャルビジネスを目指している皆さんの活動の参考になればとお話をさせて頂きました。
私の代表としての仕事は、今の活動を永年持続させるような基盤づくり
システムづくりの構築です。
まだまだ勉強不足ですので、今後も沢山の皆さんの力を自分たちのパワーに変えていける様に
努力していきます。
それが今まで陰日向に応援してくれる皆さんへの誠意だと感じています。
代表 吉井
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