血統種系の多頭飼育案件〜適正飼育って〜
24匹の多頭飼育案件の引き取りをしてきました。
所狭しと猫たちがわやわやと。。。
生殖制限もせず狭いマンションで、これだけの猫を飼い続けてきたこと
飼い主さんはあまり重要なこととは捉えていない様です。
できればこのまま飼い続けたいという意思がまだありました。
この場所で繰り広げていた猫たちの生活を考えると切なくなります。
猫はご存知の通りテリトリーを大事にする動物です。
動物行動学の先生のお話によると一部屋に1〜2匹が妥当な頭数だそうです。
何匹いるかわからないというスコとアメショ。
飼い主さんのお宅にはキャリーバックがひとつも無かったので、全てツキネコから持って行きました。
おっとりにみえた猫たちは、捕獲しようとすると
一斉に逃げ出し暴れ出しました。
多頭飼育現場、初めてのカナとマリアが
暑い中頑張ってくれました。
気を取り直し、タオルと洗濯ネットを駆使して
途中でキャリーバックが足りなくなり
2往復してどうにかケアルームに振り分けました。
ご飯や砂の殆どが賄えるようになりました。
本当にありがたいことです!!
預かりボランティアさんの振り分けて行きます。
今回は生活保護者ということで、札幌市動物管理センターに相談して生殖制限をお願いできることになりひと安心です。
ボランティアの瞳さんが猫管理も素早くやってくれて助かります。
折れ耳同士の交配では骨軟骨形成不全の個体が産まれる可能性が高いなどの問題もあり、
今回の飼い主さんが知識もなく交配させていたことも、非常に残念なことだと思います。
理解ある里親さんにしっかり繋げていこうと思います。
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