日々の活動報告

日々のこと

2019.06.14

哀しいほど紫の花が似合っているね。


ツキネコカフェの裏庭に

綺麗な花が咲き始めていました。

《スパ》の亡骸に手向けて送り出しました。
この紫の花が
スパになんだかよく似合っていて
込み上げてくるものがありました….

FIVキャリアのまだ年若い猫だった《スパ》
この子を保護したことが果たして良かったのか、、、
私の胸中は複雑でした。

なんだかいつも寂しそうな目をしていた子です。

高齢者の餌やりさんのお宅で過ごしていた《スパ》は、お父さんやお母さん猫、親戚?達とのんびり暮らしていました。
古いけれど大きなお家で立派なお庭は綺麗に手入れされ、風除室付きのバルコニー
そこに猫達ご飯をもらい日向ぼっこして、暮らしていました。
最初の相談の時に慣れた猫は全て保護して里親さんを見つけ、他の猫達は桜耳にしてリリース。
一旦、終了した案件だったのです。
2年ほど過ぎた頃、連絡が入ります。
いよいよ、お家を引き払い家族の元へ行くので
外猫達を全頭(4〜5匹の成猫)を引き取って欲しいとのこと。
これには頭を抱えてしまいました。
人馴れしていない野良猫達を保護することは、
団体としても苦渋の選択なのです。
保護場所は飽和状態。
預かりボランティアさんが増えたことで、どうにか均衡を保っている状況です。
そこにいた《スパ》
唯一若い猫で、餌やりさんの足元にすり寄ってきていました。
この子ならどうにか譲渡ができそう!
そう思い保護した猫でした。
検査の結果はFIVキャリア。
その上スパはなかなか心を開いてくれず
長いこと保護部屋のケージ暮らしが続き、
やっと順化が進みツキネコカフェのキャリア部屋に入居。
家族との出会いを待っていたところでした。
そんな折スパの体調が思わしくないと報告が入り保護部屋に逆戻り。
一昨日、お掃除ボランティアの美紀さんから
スパが虹の橋を渡ったと連絡が来ました。
あっという間でした….

 うちに来て楽しかっただろうか、、、
同じ猫生ならあの場所にいた方が良かったんじゃないのか、、、

そんな風に久々に考え込んでしまいました。

相談者さんはアルツハイマーも進んでいて私のことは覚えていませんでした。
あれから連絡も無く自分も多忙になり、気になりながらもそのままになっています。

自分の非力さに
なんだかやるせなくなってきます。
昨日は相談が5件入り、もうどうして良いものか
お手上げ状態です。



それでも私たちは悩み、最善を考え
前に進むしかありません。


スパ
ごめんね。
嫌なことばっかりだったね。
幸せにしてあげれなくて
本当に
ごめん。


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