☆蘭越多頭飼育案件 展開アリ。
実は今日
蘭越に行く予定でした。
昨年から関わっていた蘭越多頭飼育案件。
1ヶ月ほど前に飼い主さんから突然電話が来ました。
《お爺ちゃんが倒れて入院し家に帰ってこれないから、この冬をひとりで乗り切れない。
この家を出て引っ越すから残った猫達どうにかしてほしい》
ある程度生殖制限も終わり、蘭越のボランティアの奈々さんが度々様子を見に行き
伝えてくれていたので安心していた案件です。
医療費も最初に1万円を支払ってもらいましたが、後はなしのつぶて。
半分諦めてこのまま終わると思っていたのですが。。。
どう考えても、家庭内野良の子達を全て引き取るのは厳しい状況なのです。
考えても答えは見つからず、奈々さんと相談していました。
もちろん猫達を見捨てることはできません。
札幌か蘭越で保護部屋を新しく借りようか…………….
打開策として奈々さんの自宅敷地に
スーパーハウスを設置して、ひと冬面倒をみていくという案。
これは当団体としてはとても助かりますが、小さなお子さん二人の子育て中の奈々さんの負担が大きく悩んでいました。
スーパーハウスも安価なものではありません。
他人の為にここまでしないといけないのか…
でも猫には罪はない…
いつもこの葛藤の繰り返しです。
折しも天候が崩れ道中の中山峠も雪が降り積もり、圧雪で悪路だと聞いていて
さすがに憂鬱になっていました。
スーパーハウスの手配
捕獲
病院
金銭のやりくり
考えることがいっぱいでこれといった解決策も見つかりません。
日付は刻々と過ぎて行きとりあえず現地に行こうかと重い腰を上げようとした時に、
天の声が舞い降りました!!!!
《自宅を新築した際にご主人の事務所を作ったけど、別に借りることになったので
部屋が空くとのこと。
保護場所として提供するのでどうぞと。。。》
一時預かりはもとより、いつも気にかけてくれる
Nさんです。
神降臨
場所も札幌市内で当団体からも20分くらいで行けるのです。
これならどうにかなりそう
難しい案件が入っても周りの人たちの力にいつも助けられます。
生殖制限を取りこぼした母猫が産んだ
赤ちゃん猫は、奈々さんがいつものように
大切に育ててくれています。
しかも、奈々さんが偶然にも飼い主さんのご家族とお話しをすることができ、今回のことにも向き合ってもらえそうです。
レスキューに入り今は10匹程度までになりました。
取り敢えずこの案件の見通しが立ちひと安心です。
ブログを見て心配してお声をかけてくださる方達がたくさんいます。
仲間に恵まれ、スタッフ達も元気ですので安心してくださいね。
ということで、今日は峠越えは無くなり時間を見つけて蘭越に行くことにもなりました。
蘭越多頭飼育案件の経緯はコチラ
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2016年7月
2016年 7月
2016年7月
2016年9月
2017年4月
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