成猫達の高い譲渡率の仕掛け。
ニャイダーハウスに長いこと在籍していた
《いっしん》
永年預かりさんの元へ出発しました。
道央の《美唄》から多頭飼育崩壊案件案件の猫です。
人馴れしていなかった猫達が、スタッフやボランティアさんの努力で少しづつ少しずつ順化が進んで人に心を許してくれるようになりました。
暖かいお人柄が画像からも伝わってきますね
『また猫と暮らせるなんて。。。』ととても喜んでくださったそうです。
ツキネコ北海道が独自に取り組んできた
【永年預かりボランティア】という仕組み
全国に広がると良いですね。
ご存知お正月シリーズから
新しい名前は《 ハナ&さくらちゃん 》
ニャイダーハウスでも人気でしたが、
足掛け2年も在籍していた子達ですから
スタッフの喜びもひとしおです。
安心して猫達をお願いできます。
2年前のクリスマス
暗澹たる想いでこの子達が生活していた
お家を大掃除
お正月にはどんどん猫を引き出してきました。
名前の由来はめでたいお正月にちなんだ名前です。
近親交配で増えた猫は若くほとんどがキジトラで見分けがつかないくらいでした。
臆病な性格で物陰やゴミの中に隠れ潜んでいて、捕まえるのに飼い主が噛まれるほどでした。
比較的慣れていた子達が卒業した後は、なかなか譲渡が進まず2年越しとなっていましたが、このところ1匹1匹のアピールのお陰かちらほらと譲渡が進み残りは
匹になりました。
スタッフが遅い時間までボランティアで残ってくれて、1匹1匹に声をかけてお話ししているのが聞こえてきます。
ボランティアさん達がしっかりお掃除に入ってくださり可愛い画像をたくさん撮ってくれます。
お客様が在籍が長い子達を気にかけてくださいます。
そんなひとりひとりの気持ちが大きな力となり、譲渡を後押ししてくれているのだと思います。
ツキネコカフェやニャイダーハウス終の住処ではありません。
普通のお家に暮らすことが猫達にとっては一番の幸せなのですから。
長屋と呼ばれる保護部屋には
豪邸猫レスキューでの居残り組
FIVキャリアで臆病な猫達が 3匹
美唄組2匹が生活しています。
時間はかかっていますが距離は少しづつ
縮んできましたので、ツキネコキャリア部屋入居を目指します。
FIVキャリアでも本当に元気な猫達です。
どのコも諦めず新しい家族を見つけてあげる努力を惜しまないことが、
ツキネコの譲渡率の高さだと胸を張って言えるのです。
多頭飼育案件 砂川残り50匹弱
新案件の姉妹猫 60匹
これだけでも100匹以上がこれから着手しなければならない頭数で、相談を受けている30匹弱の多頭飼育案件もあります。
解決できる団体が少ないですから、どうしても難しい案件は当団体に回ってきてしまうのです。
*動物管理センターや各保健所で断られた相談者が殆どです。
この辺りの問題は行政との連携が絶対必要不可欠なのですが、、、
兎にも角にも、今は嬉しい卒業を見送り
たいと思います。