砂川多頭飼育案件〜2017冬〜
砂川
前回スタッフと掃除に入りましたが、あっという間に時間が過ぎて行きます。
二階の掃除を終え腹ごしらえ
近所に 北◯楼 のレストランがあり皆んなでご飯を食べに行きました。
消臭剤を振りかけましたがさすがに臭くてごめんなさい????♀️
北海道内猫のことで色々なところを回りますが、景色を楽しんだり観光する暇はなく殆どトンボ帰りです。
食事を済ませ地元のボランティアさんと、どの猫を引き出すか打ち合わせ。
2階の猫達はキャリアの可能性もあるので、とりあえず今回は1階のケージで生活している猫達を連れ帰ることにしました。
殆どが黒猫ですがツキネコでは黒猫も大人気です。
2階にいた親子猫
子猫が1匹しか育っていません
残念ながら捕食されたと思われます。
必死にこの朽ちかけたキャットタワーで
身を守っていました。
母猫の他に別のメス猫もそこから動かず
身を呈しているようでした。
こちらは連れ帰るしかありませんでした。
今にも破裂しそうなメス猫が1匹
ボラさんも気にかけていて出産の為にケージに入れることにしました。
ケージ管理してたひと組みの親子猫を連れ帰ることに。
その他の出産した3組の猫は別の小部屋に隔離してあるので、あと1ヶ月ほど動かさない方が良いと判断しました。
ここの壮絶な猫の数を考えると
テリトリーを大事にする猫にとってどれ程のストレスでしょう。
猫が好きで飼い始めてもこのような状況にするのでは、本当の猫好きとは言えません
【適正飼育】
もう口を酸っぱくして言い続けているこの言葉の意味を噛み締めて欲しいのです。
掃除をしている間も飼い主はお喋りをしたがります。
帰り際にはすべての猫に『サヨナラ』を言わせてくれと言います。
この温度差に怒りがこみ上げますが????
グッと堪えます。
何かあるとすぐに警察を呼んだり、浮き沈みが激しいので侮れません。
前回も医療費の話などもしてみましたが
、一切払えないと言い張り今までも一円も頂いていません。
ご自身は本州の病院にまで検査に行くお金はかけますが、もう猫にかけるお金は無いと言います。
もう金銭的な面は諦めていますが、この飼い主さんに心を寄せることは難しいです。
後味の悪さを残しつつ帰路につきます。
札幌に戻りかかりつけの【あみたに動物病院さん】へ走ります。
10匹全ての猫のウイルス検査、検便耳ダニチェック、ワクチン接種
30分くらいで済ませてくれるので本当に助かります。
前日に美和さんが保護部屋にケージを組み立ててくれていました。
こちらもケージ組み立て選手権があれば間違いなく優勝です。
ツキネコでは色々なスキルが上がっているのです。
私は家の中ならどんなコでもタオル一枚で捕まえる自身はあります。
今回、大きな多頭飼育案件に初めて参加した新人の《のどか》
淡々と仕事をこなしベテランのスタッフ並みの動きをしてくれました。
『どうだった〜?』と聞くと
『臭かったです、、、』
とこんな顔になっていました。
なかなかのツワモノです。
よしみは親子猫の世話を引き受けてくれました。
一番最初に二人でこの案件に出向いたので
思い入れも強いようです。
彼女はホテル業を学び、外国生活も経験して英語も話せるので助かります。
保護部屋にに入れた母猫はいきなりの環境の変化に子育てをやめてしまいました。
すぐに人口哺乳に切り替えスタッフが交代で面倒見ようかと思っていたら
《困った時のヤギーレ法律事務所》⁇
いえいえ、現実は
困った時のチームツキネコボランティア。
本当にいつも困った時に現れるカジさんが哺乳を引き受けてくれました。
日々、たくさんの相談と案件が山積みで
私達だけでは解決できるものではありません。
今後も皆さんのお力を借りながら、チームツキネコ仲間達で踏ん張っていこうと思います。
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