日々の活動報告

日々のこと

2017.05.11

子猫を家族に迎えるということ。

   

『子猫 まだいないの?
いつ来るの?』

『○○色の子猫が入ったら教えてくれないかしら?』

『かぎしっぽ? あら〜嫌だわぁ。
できればしっぽはまっすぐなコがいいわ』 


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『くしゃみしてるじゃない
できるだけ元気なコがいいのよ〜』
何度となく繰り返されてきたこの言葉達。
保護猫をお世話している方なら、PCやスマホの向こう側で大きく頷いていることでしょう。
誰だって元気な子猫を譲り受けたいのはわかります。
ただ、私達はペットショップではありません。
いつ何時、保護するのかなんて誰にもわからないのですから。
もし、本気で子猫から飼ってあげたいと思うなら各地方の保健所に足繁く通ってみてください。
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各保護団体の哺乳ボランティアの体験をしてみてください。
《そんな手間と時間はかけられない》
それは私たちも同じです。
それでもお世話しなければならない時もあります。
必死にケアして元気にしても免疫力の低い子猫は、なかなか猫風邪の後遺症が改善されないこともあり目や鼻が治りきらないこともあります。
年配者に限って子猫を飼いたがります。
「家族の同意が必要です」
と畳み掛けると
『失礼ね そんな歳じゃないわ。
まだ全然元気なのに』
いや充分そんな歳ですって。。。
現在、相談の中で一番多いのが高齢者の飼育放棄です。
逆算しても殆どが60代から70代で子猫を飼い始めている方も多いです。
結局、飼いきれず家族も引き取ってくれないと相談に来るのが殆どです。
私も50代後半ですから、もう子猫を飼うつもりは毛頭ありません
今、飼っているダミアン、ヤギ兄さん
、ネネ、自宅のドロを見送ったら
預かりボランティアになる予定です。
子猫は約半年で成猫の大きさになります。
小さいうちは性格もわからないことも多いのです。
《自分が子猫から育てれば大丈夫》という変な自信にも驚いてしまいます。
猫はしつけできない動物です。
猫の習性をよく理解して、この年齢で飼っていけるのか想像力をフル回転して考えて欲しいとおもっています。
吉井
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