余市多頭飼育〜お婆ちゃんの家はあったか〜
「いらっしゃいませ〜」
と出迎えてくれた猫。
実は深刻な状況に陥りそうなお家です。
現在、崩壊しているわけではありません。
田舎の昭和の暖かみのあるお宅で増え続けた猫。
高齢者の飼い主さんにとって、
限界に近づきつつありました。
場所はニッカウイスキーで有名な余市町。
今回、北海Doぶつnet.の仲間から相談されていました。
先に様子を見に行っていたMさんご夫妻は
動物ボランティアをしていることもあり、
よく相談が持ちかけられるようです。
ワンちゃんの他に保護した猫が6匹も自宅にいます。
取り敢えず現在の様子を確認しに向かいました。
やはりそこかしこに猫がいます。
子猫も産まれていました。
お世話はしっかりされているので猫達も穏やかに暮らしています。
縁側に出入りしています。
じゃがいもの蒸したのでおもてなししてくれるお婆ちゃん。
明るく元気で大きな声で笑います。
笑い皺に優しさの年輪を感じさせてくれる方です。
よわい
80歳すぎたこの飼い主さんを責めることができるでしょうか。。。
『猫がいてくれて幸せだよ〜
ただね、、、もう身体が言うこと聞かないからこれからが心配なんだ』
このような案件は道内いたるところにあると思われます。
私達の今後の課題でもあり、繁殖力の強い猫の生殖制限にどう向き合って行くか。
TNRの正念場でもあります。
連れ帰った親子猫(正確にはお母さんの猫のお姉さん猫が子育て中とのことで、叔母さん猫)
子猫は結膜炎でこのままでは失明の可能性もありました。
弱っていた子猫はすぐに病院で検査したところFIVキャリアでした。
耳ダニのオマケ付き。
甘えん坊さんなので、ケアが済んだらすぐに家族も見つかるでしょう。
今回の案件は緊急性がないこと。
人馴れしている猫が多いこと。
飼い主さんが元気なこと。
はプラス要素
問題はFIVキャリアが多そうなこと。
外猫が何匹いるか不明なこと。
がマイナス要素。
今後は
Mさんご夫妻と連携を取りながら、解決に向けていきたいと思います。
●砂川90匹オーバー
●蘭越
●余市
と3件の多頭飼育案件を抱えることになりましたので皆さんのご協力が不可欠です。
一時預かりできる方がいましたら、ぜひお声がけください❗️
今月はニャイダーハウス
ツキネコ夜の譲渡会
小樽市保健所の譲渡会と
3箇所で譲渡会を開催、参加します。
こちらも随時お知らせしていきます。
気合いだーーーーーーーー!!!
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