多頭飼育崩壊案件 母娘に穏やかな生活を。。。
先日 相談のあった案件
緊急性は無いと判断してとりあえず子猫中心に引き出そうと、スタッフの滝澤と
現場に向かいました。
玄関を開けた時の驚きはどう表現していいものか・・・
多くの多頭飼育崩壊案件を見てきた私にとっても息を呑むほどでした。
申し訳ないけれど靴をぬぐ気にはなれず土足で中に入り、猫の捕獲を試みましたが
足場が悪くうまく捕まえることことができません。
1年であっといまに増えた猫は生後7ヶ月が15匹 3ヶ月が8匹 成猫7匹とのことですが
確認することは不可能でした。
猫たちも突然の訪問者に必死で逃げ惑い相談者さんさえもなかなかうまく捕まえる事ができません。
その上に冬にこれほどの蝿が飛びかっているのをみたことがありません。
子猫8匹、成猫4匹をどうにかキャリーバックに押し込んだ時には私達もぐったり。
飼い主さんバックリ噛まれ手から流血
すぐに病院に行くように指示しました。
一旦、そのお宅を後にしましたが、帰りの車中の空気はどんよりとし
現在2才の子供の子育て中の滝澤が口火を切りました。
「このままお正月を迎えさせるのは耐えられないです・・・」
私も同じ気持ちです。
この日はクリスマスイブ あの家でどんなXmasを迎えるかと思うと切なくなってくるのです。
そう、
そのお宅には小さな女のお子さんが暮らしているのですから。
子供のおもちゃや服で溢れかえっているのが目から焼き付いて離れません。
やるしかない!
心は決まりました。
お正月休みまで猶予はありません。
ボランティアさん達に招集をかけるとたくさんの方が手を挙げてくれました。
決行日は27日 日曜日となりました。
続く。。。