日々の活動報告

日々のこと

2023.10.13

ツキネコ北海道の経営状態について。

🙇‍♀️ 【大切なお知らせ】 🙇‍♀️

物価上昇と保護頭数の増加により医療費や光熱費等、保護猫にかかる費用が昨年より大幅に増えております。
また、ご寄付、事業収益とも前年度を下回っており厳しい状況が続いています。
もちろん皆様の生活も同じだとお察しします。

北海道では知名度も増して気がつけば大きなNPO団体となり、相談件数は増えるばかり。
しかも大きな案件を受け入れる団体はそう多くはありません。
今後組織を安定させる為には、しっかりと経営状況を公開しつ
ご理解をしていただくことが大切だと感じています。

【2022年保護数】
646匹

【2022年度譲渡費用 収入】
¥17,075,000円

【2022年度医療費総額 支出】
¥16,467,699

譲渡費用と猫にかかる医療費がそんなに変わりません。。。

大変心苦しいのですが、活動維持の為に譲渡費用を値上げせざるを得なくなりました。

🐱譲渡費用(6/1以降のお申込みから)
子猫 33,000円
成猫 38,000円
※上記は目安です。猫によって譲渡費用が変動します。

🤔譲渡費用は何の為?

 保護猫達の治療や健康診断や避妊&去勢にかかる費用です。 

ツキネコ北海道では相談を受けて猫の引き取りをしていますが、個人の相談の場合
猫にかかる医療や飼育に関する費用負担をお願いしています。
その中でも金銭的な負担ができない方もいらっしゃいます。
また、行政からの依頼の場合多頭飼育崩壊や飼育放棄が多く
その中には生活保護者が多いのも現実です。
生活保護費から猫にかかる費用を支払できないという場合が殆どです。
多頭飼育崩壊案件ではそのほとんどが、私達の様な民間の保護団体に
全ての金銭的負担が重くのしかかってきます。

*当団体では現在3つのシェルター、2カ所の保護スペース、
200人以上の一時預かりボランティアさんを駆使して年間600匹の保護猫の
適性飼育を目指しながら譲渡に繋げるべく必死に運営しています。

残念ながら行政からの助成金などは一切ありません。
 現在は公益社団法人《アニマルドネーション》*動物専門の寄付サイト
から多頭飼育の助成金を受けることができていました。
 

ところが全国からあまりに多くの案件がある為に、基金も底をついている状態です。

そこでツキネコでは事業資金の調達の為にソーシャルビジネスの構築を目指し日々頑張っています。
イベントばかりに走り回っている様に見えるのも、保護活動捻出の為に他なりません!

安定した保護活動を行う為に何卒ご理解、ご了承の程よろしくお願いいたします。