日々の活動報告

活動報告(ブログ)

2023.04.04

小樽市飼育放棄〜覚悟の選択〜

『警察からお電話がありました』

エッ⁈…

胸騒ぎはやはり悲しい結末でした。

私たちに大切な猫達を託してくれた飼い主さんは他界されてしまったのです…

なんと、最期に会ったのが私だった様でそれは事情聴取の為の電話だったのです。

とても、とてもショックでした。

というのも私ごとですが

30年前に同じ様に父親を亡くしていたからです。。。

同じ想いのご家族とも涙ながらにお話をさせてもらいました。

3月16日 小樽へ

1ヶ月ほど前から相談は一度あったものの、なかなか訪問できずにいた飼育放棄案件。

小樽で活動している《Cat life support小樽》さんにも相談が入った様で、

連絡が入りました。

『飼い主さんが切羽詰まっている様なので引き取りできませんか?』

全道から毎日の様に入る相談で埋もれていた案件。

慌ててお引き取りすることにして出向きました。

この日はまだ肌寒く残雪も。。。

ご自宅で出迎えてくれた方はまだそれほど高齢という感じもない飼い主さん。

体調が悪くなり長年住み慣れた自宅を離れ、家族の元へ行くとのことでした。

10才と14才の老猫と離れるのは辛いのか

終始、涙を流されていました。

お部屋には今まで飼ってきた猫達の写真が飾られていました。

飼い主さんの気持ちを思うといたたまれなくなるばかりです。

新施設の月虹山荘のお話しをしたところ、

すでにご存知の様で色々と愛猫の行先を考えていたことが伝わってきました。

「出来るだけ新しい飼い主さんを探しますが、施設も整っているので、

安心して下さいね」と伝えるとほっとしている様でした。

早々にご自宅を後にすると玄関まで出てきて見送ってくれたのですが、

それが最後の姿だったのです。。。

連れ帰った2匹の猫は三毛猫(おさわ)が14才

サビ猫(おうす)が10才

同じ名前があったので得意のツキネコネームです。

ツキネコで少し面倒をみていましたがやはり全くご飯を食べません。

高齢猫に取って環境の変化にが一番のストレスです。

今までも何度となく繰り返されてきましたが、最終的には胃ろうになることも

少なくありません。

それだけは避けたいと、ちょうど私の自宅に空きがあったので

2匹とも連れ帰り、押入れ部屋を開放

そこから部屋も出入りできる様にしました。

しばらく放っておくことにしたのですが、、、

やはりご飯も食べず数日後にはダンボールの中に敷いたフリースに

粗相をしていて致し方なくケージ管理して様子を見ることにしました。

やはりご飯を食べず、強制給餌を始めたのですが

2匹は仲が良いわけではない様でした。

今まで一軒家で自由にしていたのですから、ストレスはマックスに。

三毛猫の行動がおかしくなってきて、慌てて病院へ。

検査結果はそれほど問題ありませんでしたが、2匹を分けることにして

三毛猫(おさわ)を月虹山荘へ

贅沢にもあの立派な部屋 一部屋があてがわれました。

サビ猫(おうす)はそのまま自宅で面倒見ることに。

おうすをフリーにしてみたところ、やはり引きこもってしまいます。

昼間は忙しくて私も殆ど家にいることはないので、自由にしてくれていたと思うのですが、

見事に羽毛布団に粗相が始まっていました😭

狭い部屋なので防ぎようがなくまたケージに逆戻り。

そして約半月が経ち

昨日嬉しいことがありました。

やっとお腹をみせて甘えてくれたのです。

https://static.blog-video.jp/?v=tOFlRXLqKJCnfZ8uYNiMWZFr

この子ならもう大丈夫!!

ツキネコの最強預かりボランティアチームに投げかけたところ

「もし誰もいなければどうぞ〜」と言ってくれるボランティアさんも。。。

ちょうど里親さんでが来店されていて、この動画を見せたところ

預かりもできますよとと言ってくださったのです。

すぐに自宅に帰りそのまま《おうす》をお願いすることができました。

少し肩の荷が降りました。

というのもこれから繁殖シーズンを迎え、これまで以上に

どんどん猫が保護されてきます。

できれば隔離して集中ケアしなければならない猫を面倒見たかったからです。

とにかく

責任を持ってこの2匹に安心できる場所を見つけてあげることが、

他界されてしまった飼い主さんへのご供養だと強く思っています。

三毛猫(おさわ)も引きこもりながらご飯は食べてくれる様になったそうです。

預かりしてみたい方はぜひお声がけください。

どうぞよろしくお願い致します。

代表 吉井

毎月定額でのご支援ができます。
継続的なご支援をいただくことで安定的な保護活動が持続できます。