江別市 2件の多頭飼育案件に着手しました②
スタッフの瀧澤です。
同じく江別市内より相談がありました。
80代後半と高齢の母親が世話をして来た猫たち。
この案件も母親が入院してしまい、世話をする人がいなくなってしまう事からまずは視察に。
同じ江別ということで日程を調整して、同じ3月15日に現地へ代表と出向きました。
相談者のご兄弟はまさしく吉井と同じ世代。
しっかり問題に向き合ってくださり、知り合いから当団体を紹介してもらったそうです。
玄関開けたらまず猫ちゃん
ドアが開いていても逃げ出しません。
私たちが自宅内へ入っても逃げ出す子はいません。
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お家はお母さん頑張っていたんだなぁ〜という印象で、これだけの猫がいても比較的綺麗に住まわれていた様です。
ただ、ご家族の話からは蠅や虫が凄くて駆除が大変だったとのこと😰
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ちょうど、日当たりの良い時間帯で窓の近くで日向ぼっこする猫たち。
人懐っこく甘えん坊な子たちばかりのよう。
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ただ、猫風邪ひいている子が大半でした。
ケアには時間がかかりそうです。
野良猫が捨てられたらする地域のようで、多い時には20匹以上もいたそう。
まだ幼齢な子猫もおり、猫風邪症状もあったので先に引き受けして来ました。
1匹は重篤で厳しいかもしれません、、、
生殖制限、猫風邪治療と里親募集までは少し時間を要しそうですが、人が好きな子たちなのですぐに声がかかりそうですね。
今回の2件、春の繁殖相談ラッシュの前でツキネコにも少し余裕があったこと、どちらも飼い主さんの親族の方が金銭的な事を含めて責任を持ってくれる事から引き受けられました。
活動当初はどの案件でも金銭的な話をする度に、怒りの矛先がこちらに向いてくることが多かったです。
代表がよく言っている『たくさんの猫を飼うことは家族にとっては負の遺産にしかならない』と、いうことを痛感します。
スタッフ瀧澤
代表吉井です。
現在、滝澤が相談窓口となり全ての相談を取りまとめてくれているので大変助かっています。
現在は少しづつですが年間にかかる飼養費用や医療費、それに伴う施設の維持管理、人件費、
などにやっと理解を示してもらう様になりました。
今後もこの様な問題は山積しており、民間団体のみで解決することは到底無理なことだと感じています。
今後は官民一体となり連携をとりながらの解決が望まれます。
当団体の新施設『月虹山荘』も100匹収容も可能ですが、ここもあっという間に
いっぱいになる可能性があります。
今後もシェルターの確保は必要になるかと思われます。
せめて行政からの施設の提供などの助成があればと思い悩む日々です。
毎月定額でのご支援ができます。
継続的なご支援をいただくことで安定的な保護活動が持続できます。