日々の活動報告

日々のこと

2021.09.21

2匹の猫との出会いと別れ+1

⚠️弱っていく画像が出ますので苦手な方は
見ないでくださいね。

アメショのポコは16才で亡くなりましたが、
この時ははじめての猫の死に向き合うことができずオロオロするばかりでした
嫌がるのを病院へ行き、体調が悪く押し入れに入り込もうとするのを引っ張り出しては様子を見る毎日。
最後は病院で亡くなりました…
このことは後から『可哀想なことをしてしまった』と思うようになりました。
埼玉応援団 美佳さんのツキネコ11周年のお祝いのお花はドロちゃんに献花してもらいました。
ありがとうございます????

ドロ

今年の春くらいから艶々だった毛がパサツキだし

高いところに登らなくなりました。

シャム猫は筋力がありしなやかな動きをします。

もうそろだと感じ始め、画像を撮るようにしました。

そう、そう

3匹目の家族として自宅に連れ帰るようなった

脳性麻痺、全盲のネネ

ドロは殆ど動けないネネは仕方なく受け入れてくれました。

私はドロがいた為に新しい猫を家族に迎えることはありませんでした。

あまりに溺愛し、ドロを擬人化(子供の代わり)してしまったので、いつの間にか分離不安症にさせてしまいました。

離婚をして一人になったこともあり、寂しい思いをさせることが多くなりました。

仕事や保護活動も多忙になり家にいる時間はほんのわずか、哺乳猫や子猫を連れ帰ると引きこもりいつも怒って興奮状態になります。

自分がこんな風にしまった以上、他の猫を迎えることはやめよう!

そう思って今に至ります。

脳性麻痺のネネは少し介助が必要です。

身体のバランスが取れないのでひっくり返ってしまうこと。

それに加えててんかん症状も起きるようになっているので、いつでもサポート出来る様にしなければなりません。

ドロとネネのこんな姿はたまに見れるようになりましたヨ。

ツキネコの看板猫 政五郎が悪性のリンパ腫になり、何もしない!と決めて看取ったことは

とても良い経験になりました。

何も食べず点滴もせず、政五郎は最後まで歩いていたのです。

ドロは元々健康な猫で殆ど病院知らず

ワクチンもこの数年は忘れていたほどです。

『何もしない』

そう決めると本当に楽でした。

日々小さく軽くなる身体でしたが、生活は何も変わりません。

いつものように甘えては肩のりで抱っこ。

ネネと寝ているとじっと見つめて怒ります。

札幌も例年にない猛暑を越した頃
一気に骨と皮に

それでも目に力があります。

ご飯を食べなくなって1ヶ月ほどでしょうか。

横になることも多くなりました。
私が起きていると、一緒に起きる猫で寝ているところを見たことがないくらいでした。
マットレスで段差をつけて上がれるように工夫をしたりするくらいでした。

私のお気に入りの場所はすぐに奪います????

これは亡くなる1週間前くらいです。

だらしがない私はその辺に、着た服がよく落ちているので、必ずその服の上で寝ているくらい

私の匂いが安心する様でした。

体重も1、5キロくらいになっていました。

少し給餌をしましたが、無理に入れることはやめました。

外を見るのが好きだったので、窓辺にクッションを置いて。

これは一昨日。

ガレージ99さんの譲渡会の日に、多分帰ったら
目を落としてるかもと思っていたら生きていました!
『おお〜待っててくれたのかい』
思わず声が出ました。
苦しむことは全くなく穏やかな時間が過ぎて、
話しかけたり、撫でたり、抱きしめたりの時間が過ぎていきました。

ふと見ると冷たい床に倒れていて最後のお印

パーカーで包んだ上に寝かせてずっと向き合って、時折りこうすると握り返してくれます。

心臓や内臓が強い猫なんですね。
それからまたまた結構な時間が過ぎ、、、

△この時が呼吸が止まった瞬間でした。
その前に小さな声が出たので、
ああ、最後が来たと抱きしめたとたん
すぅーと力がぬけていくのを感じ、
『ありがとう』って伝えました。
哀しみはなく、不思議と涙も出ませんでした。
*スタッフに泣き顔を見られたくないので、休みをもらっていましたがそんな心配も杞憂でした。

よく小さい頃、公園にお散歩に行ったり

色んなところに連れて行っていたので
久々に夜の公園を楽しんだ時の様子です。

先に行っててね
すぐに探しにいくからね。
お婆ちゃんになってるかもしれないけど
間違えないでね。
そんな言葉を心の中で語りかけました。
私は保護活動を通じて沢山の猫達を看取ってきたので、高齢猫に対しては「何もしない!」という選択をすることができました。
もちろんそれは飼い主さんそれぞれの考え方なので、何がいいかなんて誰にもわかりません。
ただ自分の体験を通して、過度な医療行為は動物の尊厳を失わせるような気がしています。
残った脳性麻痺のネネと暮らしながら、
今後は高齢猫の一時預かりボランティアをしていこうと考えています。