♦︎ハポちゃん〜銭函より保護されました〜
ハポちゃんのおき入りの場所。
一昨日まで酸素室に入りっぱなしだったハポちゃん。
肺炎でずっと治療、強制給餌していました。
なんと、スタッフの必死のケアの甲斐があり
自力でご飯を食べ始めました。
狭い酸素室の中でよくがんばったね!!
耳先も無いほどぼろぼろだったハポちゃんちゃんの猫生はどれほど過酷なものだったでしょう。
海沿いの街 小樽市銭函は小さな観光スポット。
のんびりしてとても素敵な場所ですが、野良猫もとても多いところです。
高齢者の飼育放棄も多く、当団体でも何度もレスキューに入っています。
個人的にも懇意にしているボランティアの瀧さんの保護グループがこの度、ツキネコの支部になりました。
ボランティアを兼任されている瀧さんのところには人徳もあり、様々なところから相談が入るようです。
《経緯》
2/10夕方、銭函のとある商店の裏にボロボロの人慣れしている白黒の野良猫がいると知人のSさんから電話が入りました。
翌日の朝見に行くと、餌やりで有名な方の家の玄関先にうずくまっていました。
動けないくらい衰弱していたので、動物病院さんで診察をしてもらい自宅に連れ帰り
面倒を見ていました。
数日後に保健所に電話した際「銭函で弱っている猫がいる」と電話があったのが、もしかしたらこの猫かもしれないと言われました。
数日して、元気になっていたと思われたハポちゃんの様子がおかしいのに気がつきました。
呼吸が苦しそうです。
慌ててツキネコ本部に相談したところ、
酸素室があるので取り敢えず面倒を見てもらえるとのこと。
自分の責任で面倒を見ていきたいところでしたが、やはり通院が遠い為難しく本部にお願いすることになりました。
まだ安心はできませんが、健康な身体になって
今まで苦労した分幸せになって欲しいと願っています。
ハポちゃん
アイヌ語で『母』