日々の活動報告

レスキュー案件

2020.07.18

江別多頭飼育崩壊案件④



キャリーバックの中で不安げな表情を浮かべている猫。

そうです。
江別市で起きていた多頭飼育崩壊。
行政との連携が取れこの度
公益社団法人《どうぶつ基金さん》
の行政枠チケットの申請が降りて、いよいよ最終段階へ。
残りの猫達の捕獲に出向きました。
オンライン譲渡会後のリモート面談も入っていて、この日はスタッフのジェイミー
記録係のエミと代表の吉井3人で出向きました。
タイミングが合い、以前に永年預かりを取材してくれたNHKの若いディレクターさんも同行することになりました。
当団体の活動が《猫》だけのことではないことに興味を持ってくれています。


石狩振興局
江別市市役所市民衛生課の職員さん達も立ち会いました。

手術をしてくださる
《Mobile Vet Office》の大門代表も駆けつけてくれました。

《多頭飼育崩壊》

これは民間と行政で向き合い、
社会問題として取り組むべき案件だと感じています。


江別市が今回、どうぶつ基金さんに

行政枠チケットを申請して頂いたお陰で
当団体の負担がまるで違います。
今までは多頭飼育
どの案件でもいつも医療費の捻出に頭を悩ませ、関われば関わるほど赤字になっテイク現状でした。
砂川120匹では180万まで医療費が膨れ上がったのです。
こんなことが続けば民間の団体ごときでは、疲弊して押し潰されていきます。
実際に北海道でこれほどの案件を受け入られる団体は殆どありません。
ですから、この度行政と協働で活動できたことは今後の問題を解決する大きな足がかりになると期待しているのです。

飼い主さんは、しっかりと現状に向き合い
ご家族とお部屋の掃除を進めていてかなり大量のゴミが廃棄されていました。
お蔭様で猫の捕獲がしやすくて助かりました。
お掃除が無くて皆さん拍子抜け?
いや
ほっとされている様です照れ

そうはいっても、まだゴミが山になっている部屋に猫がっ!

お隣のベランダに逃げ込んだコもいました。

捕獲網で捕まえて洗濯ネットに移しかえます。

簡単な様に見えますが、これが意外とコツがいるんです。
若いオス猫が多く力も強いので、少しでも気を抜くと逃げられます。

ジェイミーとは他の案件で何度も捕獲作業をを共にやってるので、あうんの呼吸です。

手袋を履いていると力が入らないと、ジェイミーは途中で手袋を脱ぎ捨て素手でトライ。
んん??
猫 多くない⁉️
10匹くらいと思われた猫は、結局19匹捕獲されました。
ゴミの中に隠れ込んでいた様で飼い主も把握できていません????????
目標の1時間で捕獲することはでき、大量の汗を拭いながら外に出ると、、、

今年の2月頃から飼い主がこの部屋を放棄して居なくなってから、
ずっと、ずっとSOSを出し続けたお隣の女性とお母さんでした。
ベランダ越しに猫達に餌を与え続けてくれたのも
この方でした。
みんなに冷たいお茶の差し入れをしてくださり、感謝の言葉を頂きました。
そこに飼い主さんも居たのですが
『お兄ちゃん 良かったね、本当に良かったね』
と優しい言葉をかけているのが印象的でした。
駐車場を貸してくれたお隣の家の方も出てきて、
『大変でしたね、ありがとうございます。
いくらでも必要でしょうから』
とマスクを寄付してくださいました。
私が
『やっと安心できますね、臭いもなくなりますよ』
とお話しすると
『でもね、何だか寂しいわぁ』と仰っていました。
勿論、近隣の方に多大な迷惑をかけていたこと紛れもない事実ですが、猫達を心配し可愛がっていた方もいたのですね。
とりあえずこれで一安心、、、
と思ったのは束の間

台所の裏に3匹の猫達がまだ隠れていたのです。




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