《永年預かり》を広めたい。
陽気な甘えん坊《もえる》
留萌保健所からの引き出しです。
本日、永年預かりの話が聞きたいと来店してくれたお客様
先住猫を見送り猫との生活をしたいと動かれましたが、そこには年齢の壁が立ち塞がりました。
まだ60代です。
行きつけの動物病院さんでも『保護猫を選ぶと良いですよ』とアドバイスを頂いたそうです。
そこで出会ったのが当団体のボランティアさんでした。
永年預かりボランティアの話を聞いて早速来店してくださったのです。
FIVキャリアルームからまだ年齢的にも１才と若い《もえる》を推したところ気に入ってくださいました。
お話ぶりからとても好印象の方でしたので
即日、連れ帰ってもらうことにしました。
車が無いとのことでお送りすることに
車中で色々お話しさせてもらい、ご高齢のご両親のお話を聞かせて頂きました。
到着するとすぐにお家の中を散策し出した《もえる》
知らない場所に行くと引きこもるタイプの猫が多いですが、流石に陽気な甘えん坊です。
この様子に永年預かりさんも安心してくれたようです。
先住猫のケージもありそのまま使えてよかったです。
90代のご両親は、相好を崩され笑いが絶えません。
「なんてきれいな猫なんだろう」
「名前はなんて言うの？」
二人の弾んだ声に私も嬉しくなってきました。
色々な会話が飛び交います。
とても品の良い素敵なご両親です。
お母様のエプロンが素敵だったので
褒めると恥ずかしそうな笑顔を返してくれました。
玄関にはご友人の妹さんの遺品の絵画
暖かい絵ですね。。。
夕景の中の帰り道
心がほっこりと穏やかになり足取りも軽くなりました。
《永年預かり》
この素晴らしい卒業の形
どんどん広めたいと思っています。
ひと足先に兄妹猫の《やんしゅう》も永年預かりに出発しています。
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