日々の活動報告

日々のこと

2019.07.01

辛いことを乗り越えると見えてくるもの。


同じ日に入った二つの相談
皆さんにも考えてほしいと思います。


ひとつめは
13才の飼い猫が突然様子が変わり、家族に攻撃をするようになりこのままでは飼うことができない。

ふたつめは
19才の老猫が粗相をするようになり、精神的に耐え切れなくなってきた。
どうにかしてほしい。


電話口の声はどちらも逼迫しています。

私にとってはなんてことない問題ですが、当事者にとっては精神的に追い込まれているのがわかります。


どちらの猫にしても、飼ってくれる方も預かってくれる方も探すのは難しいに決まっています。
自分たちがどう向き合っていくしかないのです。

なだめたり諭したり、根気よくアドバイスしながら問題解決の糸口を探していきます。

ひとつめのお家が近かったこともあり、早めに出勤してジェイミーと捕獲に出向きました。
まずは病院でチェックしてもらうしかありません。
*動物病院でも猫の診察が苦手な先生も多く
、攻撃性のある猫や野良猫を診てくれないところも多いと聞きます。
プロなのに、、、なんだか残念ですね。

どんな猫なんだろうアセアセアセアセ
少し緊張していましたが
お宅に伺うと肩の力が抜けました。
飼い主のお婆ちゃまがキャリーに入れていたのですぼけー
そのまま病院で相談して去勢していないとのことで、お預かりして全検査してもらい爪切りもお願いしました。
すぐに店に戻り猫達の世話や掃除に走り回ります。
状態の悪い子猫も数匹いていくら時間があっても足りません。
営業が始まると接客、相談の面談
猫の卒業手続きなどの対応に追われます。
この日はみんなご飯を食べる時間も無く、
厨房で立ち食いしてましたもぐもぐもぐもぐ

手術の終わった頃を見計らって迎えに行き
ケージを準備して運び組み立て
普段はここまでお手伝いしませんが
とにかくどれだけ酷いのか猫の様子を見たかったのです。
大きな血統書付きのオス猫
流石にこの身体で襲われると怖そうです。
ケージが気に入らないようでしたが
とにかくこれで様子を見ていくしかありません。

相談者の娘さんが表情が落ち着いていました。
問題は猫では無く、この方の心理状態でした。
どこに相談しても答えが見つからず、猫を恐怖に感じながら親の介護をしなければならず
心が折れかけていたようです。
お母さんは高齢ですが凄く朗らかで元気な方で
全く問題無さそうでした。

家族もしっかりいるので今後は自分達で向き合って行けそうですね。


ふたつめの方にも私が飼っている脳性麻痺のネネの話しもしました。
初めからうんちまみれは当たり前だったので、
自分は気になりませんが、いきなり今までと違うとなるとメンタルが弱い方は落ち込んでしまうのかもしれません。

人間も動物も老いて病気して垂れ流して死んでいくのが普通ですから、猫と言えども最後までしっかり面倒見てあげてほしいものです。
こちらもケージでの管理をお勧めしました。
そして辛くなったら相談に来るようにお伝えしましたが、、、

たかが1匹
されど1匹
大切な命に向き合うこと。

他人事ではなく自分にも置き換えて是非
考えてみてください。
問題に向き合い乗り越えた時
少し成長している自分に出会えるはずです。


 
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