日々の活動報告

レスキュー案件

2019.04.23

野良猫案件〜苫小牧〜

先週の20日の土曜日
私は苫小牧に向かい高速に乗っていました。
前回、千歳の案件で知り合った《あかつきニャンコ》さんとメールをしあっていると
苫小牧の野良猫案件の相談を受けているとのこと。
それは以前に私も受けていた相談でした。
遠方なこと
他の案件が詰まっていたこともあり、そのままになっていました。
しかも相談者は当団体の里親さん
これは放っておくわけにはいかないと
早速、出向きました。

もう北海道にも遅い春がやってきていますので、

冬は切なく感じるであろうこの場所も、緑も芽吹き出し悲壮感はありません。

古い小屋に長い間野良猫達が住み着いているようです。

開けてみると、、、

餌やりさんがしっかり猫ベットなどを用意していて快適な寝ぐらのようです。

あっ!
ねこ
結構そばまで来ます。
人間にあまり警戒心は無いようです。

あかつきニャンコさんと相談者のWさん。

次々と猫が現れます。

三毛の姉妹は昨年産まれ

もちろんメス猫ですから、放っておけばどんどん産まれてくることでしょう。
取り敢えず、打ち合わせをしに近くの喫茶店へ。
あかつきニャンコ
ツキネコが協力しあえるので話し合いもトントン拍子に進み、『これならバッチリ!だわ〜』と
私も安心しました。
代表のSさんは若く美しくパワフルな方です。
自営業をしながら個人で活動しておりシェルターもあり経験値も豊かです。
*やはり時期的にも相談が相次いでおり、猫の受け入れは難しいそうです。
すぐに動物病院にも予約を入れ準備万端です。
餌やりさんと時間を合わせてくれていたので
再度現場に戻ります。
そこに次々に現れる餌やりさん達。
これからのことを説明して、餌をあまり与えないようにお願いしました。
その中で親子さんがいたのですが、お話をすると当団体の存在も知っていてくれました。
皆さん
猫達を心配して餌やりをされているようですが、やはりこの行為が不幸な命を増やす負の連鎖になることを知ってほしいと切に願います。

あかつきニャンコさんは用意周到で、捕獲器の他にもキャリーバック5個

ケージも何台でも貸し出しできると言ってくれました。

すぐに捕獲器を設置し様子をみます。

餌やりさん達も協力的で、猫達は人馴れしていて
素手で捕まえれる子も数匹いるといい、
早速近くにいた猫を抱き上げました。
流石にキャリーに入れるのに失敗してましたが、
人馴れは速早そうでこれなら里親探しもバッチリです。
皆んなで協力すればあっという間に終わりそうな案件に思えました。

この猫は何度も妊娠しているそうです。

ガサゴソと音がした方へ目をみやると
そこにいたのは痩せ細った狸でした。
野良猫の餌場に食べ物を狙って現れるのです。
その様子は切ないものがありました。
《こんな民家がある場所まで野生動物が降りてくるしか無いのか、、、》

メス猫が多いのに繁殖していないのは、様々な理由があるようです。
どちらにしても、猫達が野良猫で生活していくのは過酷な事だといつも思います。

10匹程度なので協力し合いスタートすることになり、現場を後にしました。
すぐに2匹が捕獲され、相談者のWさんが自宅に連れ帰ってくれました。
兄妹猫を家族に迎えていて、ご自宅も一軒家なので安心です。



しかし、
ここから想定外なことが起こってしまいました….


 


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