日々の活動報告

レスキュー活動事例

2019.02.06

北の歓楽街 ススキノに生きる①

2月の北海道
一番 寒い季節

『雪なんか慣れてるから平気だよ』

『ご飯さえもらえれば、意外といい暮らしよ』

そんな声が聞こえてきそうな
ススキノの路地裏の野良猫たち。
雪祭りで賑わう大通公園
艶やかな氷像がススキノに彩りを添えています。
そんな中、依頼を受けて野良猫の捕獲がスタートしました。
物販イベントやお世話になっている
ススキノ十字街ビルススキノ《ラフィラ》さん。
以前に倉庫に野良猫が入り込み捕獲器をお貸してTNRをしてくださいました。
この度、ビルの裏手の扉の改装工事に伴い住み着いている猫達をなんとかしたいとご相談がありました。
野良猫達を排除するのではなく、保護して里親を探して欲しい。
地域でもとても可愛がられている猫達なんだと聞かされていました。
医療費はラフィラ側が負担して当団体が
保護➡︎里親探しにをお手伝いすることになりました。
社長が犬も猫も飼われていたこともあり、私達の活動にも深いご理解を頂いて応援していもらっているのです。
4〜5匹の親子猫が朽ちかけたビルの床下で生活している様です。
狭い路地裏で餌やりさんに面倒をみられていた様子が伺えます。
ただココは他人の敷地
糞尿が酷く不衛生で歩くのもままならない程でした。

とにかく匂いが耐えられませんショボーンショボーンショボーン

この場所に4〜5匹の猫が糞尿するのですから…
餌やりの問題の多くがこの糞尿被害なのです。
隣は飲食店なのでこのまま放っておいても大変なことだと思います。
鍵のかけられた路地裏を誰が掃除をするのでしょう?
捕獲器を仕掛け連絡を待っていたところ
2時間ほどで2匹を捕獲できました。
社長もH部長も協力してくださるので
とても助かります。
 周りにいたポーターさん達が集まってきます。
『コイツこの辺の父さん猫なんだ』
そんな声が飛び交います
ずっとこの猫達を見守ってきた人たち。
寂しい様な嬉しい様なそんな気持ちなんでしょうね
すぐに引き取りに行き動物病院へ運びます。

ボランティアのモグちゃんも昨日から同行して手伝ってくれました。

ご飯を求め擦り寄ってくる猫
捕まえようとするとスルリとかわします。
外猫は簡単には捕まりません。
夜中に何度も警備の方にお願いして猫が捕獲されているか確認して、すぐに倉庫に移動してくれました。
猫達が寒さに震えないように配慮してくださってます。
今日は様子を見ていたポーターさんがこの猫達について色々教えてくれました。
昨年生まれの若い猫が3匹くらい。
黒白の雌猫が縄張りが広くあちこちで出産している様です。
今回はこの場所の猫達に関しては医療費を捻出して頂けるので保護することができそうです。
しかし、まだまだススキノにも野良猫はたくさんいると思います。
TNR活動はできますが、全て保護することは不可能ですから今後のススキノ猫への関わり方も課題となります。


 


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