どんでん返し。
事態は意外な方向に展開しました。
こちらの案件
皆さんからのご意見も数々頂き、逡巡する想いで日々を過ごしていました。
正直、個人で活動していた時は無茶な行動をしたりしてもそれほど問題はありませんでした。
今は認定NPOを目指す団体の代表として
制約される部分が多くなって来て、自分の思い通りに行動できないことも出てきました。
所有権がモノを言う「犬」や「猫」に関しては飼い主の立場がどうしても強いのです。
この壁に何度も阻まれ、ほぞを噛む想いも何度も経験しています。
今回の案件もそんなことも絡まり合って
どう対処しようか悩んでいましたが、
小樽市の市民の方から後押しを頂くようなお電話や励ましのコメントをもらい、
飼い主と対決しようとしていた矢先のことでした。
1本の電話が入りました。
飼い主のご家族からです。
猫を返せと!と言われると思い込んでいましたが
そこには大ドンデン返しの驚く現実が、、、
《本人の体調が優れず病院に検査に行った結果、末期の癌で即日入院。
帰ってくることはできないと思うので、申し訳ないが猫達をお願いできないないだろうか》と。
なんだか拍子抜けしてしまいました。
しかも、飼い主さんには軽い知的障害がありご家族もご苦労されていたとのこと。
猫の避妊なども何度もするように伝えていたそうですが、受け入れなかったとのことでした。
って
そういうことだったんですね…
あの家の前を通ったのは、偶然ではなかったのだと、、、
呼ばれたんですね、、、
飼い主さんには怒りを向けてしまいましたが、猫を取り巻く問題には様々なことがあるのだと改めて再認識しました。
飼い主さんにも穏やかな時間が流れていきますようにと願うばかりです。
現在、
こちらのサビ猫は避妊も検査も終えました。
母猫は少し体調を崩したので避妊やワクチンを見送くり、点滴などの治療を受けさせています。
小さな身体で5匹も授乳していたので
身体はガラガラです。
子猫達は元気いっぱい走り回り
寝る????
まだ生後1ヶ月ですので、募集までもう少しお時間を頂きたいと思います。
このところ、怒涛の忙しさでなかなかブログも更新できませんでしたが
嬉しいこともたくさんありました。
順次お伝えしていきたいと思います。
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