今年初の多頭飼育案件。
キジトラ達
広くて大きなお家の中は荒れ果てていて、靴を脱げる様な状態ではありませんでした(長靴でいって正解でした)
猫達は無言でこちらの様子を伺っています。
先々日、入院中の飼い主さんの代理の相談者さんが来店してお話しを聞きました。
飼い主はシルバー世代の独居の男性。
年末に緊急入院して残った猫達のことを心配して知人に相談。
その後疎遠になっていた家族が小樽保健所に相談⇨札幌の保護団体へ
何度か皆さんにもお伝えしていますが、
小樽保健所には猫の収容施設は無く
引き取りをすることが出来ないのです。
多頭飼育崩壊案件を引き受けれる団体は多くはありません。
当団体が引き受けなければ一体どうなるのでしょう…
現在この様な多頭飼育崩壊案件案件や飼育放棄案件は、行政から殆ど民間の保護団体に丸投げ状態です。
相談は全道各地域から入ります。
私達が行政から支援を受けれることはありません。
我々は必死に働き自力で費用を捻出したり、皆さんからのご寄付に頼るしかないないのです。
代表の私も今まで給料は殆ど寄付せざるを得ませんでした。
まだまだ闇深いこの問題は、民間の保護団体だけで解決できるものではないことを知ってほしいのです。
昨日は休みを利用して早速、唯一のご家族と連絡を取り待ち合わせました。
疎遠だったご家族も突然の降って湧いた猫騒動に困惑していました。
こちらも気の毒としか言いようがありません。
土地勘のある小樽市保健所サポートチームの仲間二人が現場に同行してくれました。
ゴミ屋敷と化していました。
こちらは猫というより個人の問題でもありますね….
若くて健康状態はも悪く無くこの寒い中猫風邪もひいていません。
逞しいですね。
飼い主さんは猫達を可愛がっていた様ですがやはり【適正飼育】をすることができていなかったのでしょう。
たった1匹生殖制限さえしていればこんなことにはならなかったのに、、、
この様な案件が北海道中
いや、全国で埋もれていると思うと
暗澹たる思いに駆られます。
比較的おっとりしている子達です。
医療行為は全くされていない様です。
現在3日に一度餌やりのバイトをお願いしているとのことですがそれもあと数日のみ
飼い主さんの病状は重篤ではないそうですが、今後この家で住むのは無理そうです。
私達も頑張ります!!
ただこれは小樽市の出来事です。
どうか小樽の皆さん
この様な問題に目を向けてください。
少しの期間で良いです。
お手伝いしてもらえませんか?
どうぞよろしくお願い致します。
*小樽市の方で餌やりのお手伝い
猫の運搬、一時預かりを募集します!!
????連絡先
090-2872-6464 (吉井)