小樽の猫のこと。
以前からお伝えしていますが
観光名所で知られる小樽市に猫の収容施設はありません。
犬の管理所が申し訳程度にあるだけです。
*犬に関しては地元のボランティアグループが行政の支援を受けて活動されています。
行政として猫に関しては全くと言って良いほど保護されることも里親探しをすることもありませんでした。
収容施設が無いのでどうすることもできないのです。
縁があり小樽に友人が増えた私は個人的に小樽に行くことも多く、野良猫の多さに驚かされることになりました。
友人も元々小樽在住ではなく移住者なのですが、小樽の野良猫問題に翻弄されていました。
《どうにかしたい!!! 》
そう思っていた仲間達が少しずつ集まり
小樽保健所サポートチームを立ち上げました。
時を同じくして行政関係者の中にも、殺処分ありきの形をどうにかしようと動きだし、民間と行政の手がほんの少し繋がり始めました。
譲渡会も何度か開催されるまでに至りましたが、子猫目当ての方が殆どで成猫はやはり声がかからず…
猫の問題に関しては議会でもなかなか取り上げられられず費用は全くありません。
ツキネコ北海道も小樽の猫の保護をたくさんして来ましたが、自費で保護するしか無いのが現状です。
結局、犬管理所にいた爺ちゃん猫も当団体で引き取ることになりました。
《小樽の猫は小樽で譲渡したい!!》
私の想いもなかなか現実味を帯びていないのです。
そんな中、年末に小樽市内で捨てられた猫達のことが気になっていました。
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「11月7日に、天狗山観光道路入口付近にいたところを通行人の通報を受けて保護した猫です。
右頬の穿孔した傷がありましたが、抗生剤の投与で3週間ほどで完治し、目のまわりがはげていたのも、傷の治りとともに毛が生えてきました。その後抗生剤を止めたところ、急性の下痢になり、一時容態が悪くなりましたが、補液等により持ち直し、徐々に回復して、現在は元気にしています。」
【年末に猫の遺棄が再びありました!】
「再び猫の遺棄がありました。同じ型のキャリーを使用していることから同一犯と思われましたが、先日遺棄された◯◯の民家の前は張り紙を出したため、今度は動物病院前に遺棄されました。」
遺棄した飼い主には怒りを通り越し呆れるしかありませんが、条例が変わり行政でも引き受けてくれずネット環境にない高齢の飼い主は里親探しができないのが現状なのです…
当団体も成猫の譲渡が進んでいること。
一時預かりさんの確保が拡大して来たこと
から、お引き受けする決断をしました。
サポートチームの仲間が運搬を引き受けてくれて保護されて来た3匹。
どの子を選ぶかはできなかったのです。
譲渡に向けて行こうと思います。
小樽市が『命に優しい街』
地域猫が闊歩する『運河と猫の街』にいつかなれると信じたいのです。
これは北海道全域の
いや全国的な問題でもあります。
動物と人が共生できなければ。。。
そろそろ気づく時が来ていると思います。
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