☆飼育放棄 まる子の場合。
チャチャの『死』は私達スタッフにとっては、とても重い現実でした。
高齢猫の環境の変化に対するストレスは
想像以上です。
飼い主さんが急逝して一緒に保護されたウニ、カキ、ツブ
見事に3匹とも全くご飯を食べなくなり
カキ、ウニが胃ろうとなりましたがどうにか乗り切りきってくれました。
世話をしているスタッフは本当に大変だったと思います。
*カキは譲渡、ツブは永年預かりとなりました。ウニはニャイダーで地味な人気ですが永年預かり募集中ですヨ。
こちらも広域譲渡会で留萌保健所から引き出した《ささめゆき》
猫風邪に感染
あっという間に胃ろうに。。。
*現在はスタッフ木戸口が永年預かりに
なり、ツイッターで元気な姿を見ることができます。
その他にもご飯を食べなくなってしまう猫のほとんどが高齢猫なのです。
最近お引き受けした《まる子》
14才と高齢
なかなか胃ろうが外れないチャチャのこともあり、お引き受けには躊躇していました。
しかし飼い主さんの家の退去の日にちが迫っており、致し方なくまる子お引き受けしました。
ツキネコカフェの押入れ部屋を改装したところで1匹にしてカーテンで仕切りました。
最初は普通にさわれたまる子。
ご飯を食べないどころか、日に日に威嚇するようになり触れなくなってしまい毛艶も悪くなってきました。
これはではチャチャの二の舞になる…
咄嗟に感じた私は飼い主さんに連絡を取りました。
『まるこちゃんですが、環境の変化についていけず懸念した通り
全くご飯を食べていません。
明日あたり、点滴に行こうかと思っていますがウチでは本当に可哀想です…
時間があれば店にきて強制給餌してください。
食べなくなって弱って行くのをみるのはこちらも辛いです。』
すぐにご駆けつけてくれた飼い主さん。
その時のまる子の様子は喜びでいっぱいだったそうです(スタッフ談)
『どうしてこんなところに置いてくの?
どうして一緒にいてくれないの?
どうして?どうして?』
まる子の悲痛な叫びが聞こえてくるようです
私たちはまる子日誌を
飼い主さんは毎日通ってまる子の気持ちを和らげようと頑張りました。
ご主人も一緒にきてくれています。
1週間が経った頃
どうにかご飯も食べれるようになり
部屋に入った私にまる子が抱っこをせがんできました。
*普段まる子の世話はスタッフがしているので、本当に驚きました。
これは永年預かりも可能です
今回の飼い主さんのように心配して駆けつけてくれる方は稀で、引き受けた途端
掌を返す飼い主や相談者。
裏切られ悔しい想いもたくさんしてきました。
今回の飼い主さんは本当にまる子を大切にしてきた様子は伺え、責任感はとてもあるご夫婦です。
ただひとつ
自分ならどんな形でも一緒に生活できる選択肢を選ぶだろうとは思います。
ツキネコカフェ&ニャイダーハウス&長屋と、ただでさえケアが多い猫がいる上に
多頭飼育案件は動いている案件だけで5件
もう我々も限界を感じています。
今後の飼育放棄の案件には代表としても問題の根深さと、解決の難しさを感じている日々です。
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