日々のケアと尽きぬ悩み。
『政五郎さん
今、何時ですか?』
「ハッ?
5時前だよ〜」
このところ毎朝の光景です。
銭函で紙袋の捨てられていた8匹の子猫たち。
残念ながらへその緒付きの2匹と生後2週間ほどの子猫が1匹虹の橋を渡りました。
へその緒付きは哺乳ボランティアの
ちまちまさんにお願いしていました。
殆ど押し付けているので本当に申し訳ないのですが、私もスタッフも限界なのです。
他の子猫もボランティアさんに振り分けていましたが、猫風邪の症状が酷くこのままでは全滅してしまいそうだった為
集中して面倒をみることに。。。
苦渋の選択で朝早く世話をしにきています。
スタッフも交代で連れ帰ってくれています。
スタッフのSAYAKAが預かってくれていた子は身体は一番大きかったのですが
目が癒着してしまいなかなか腫れがひきません。
なんと!一発で腫れが引き癒着も剥がれました。
がっちゃんもこの酵素のおかげで失明を免れたのです。
兼ねてから使いたいと思っていたので、すぐに仕入れさせてもらいました。
愛猫に飲ませても目薬でも皮膚でも
安心して使えます
点滴や栄養剤やサプリを駆使してできるだけ医療費を抑えながら、ケアしていきます。
元美容師だったのでステロイドの副作用を嫌という程見てきました。
できるだけ赤ちゃん猫には強い薬は使いたくないのです
皆さんからサプリなども寄付していただけるので、大切に使わせていただいています。
遊ぶ姿を確認しながら、元気のない子を見分けていきます。
膝にいる子が一番身体が小さく食いも悪いので補助します。
口内状態が悪く全抜歯の処置をして、胃ろうのチューブを入れてもらいました。
自力で食べれるようになればまた預かりさんの元へ戻れます。
先日、すみのえの様子をみにきてくれ好きなご飯などを持ってきてくれました。
なんと!
彼女の手からチュールを舐め始めました。
やっぱりわかるんだね
どうにかひと組を当団体の里親さんが一時預かりに手をあげてくださいました
小さなお子さんがいるお宅です。
その前に保護されてきた親子猫も、一時預かりにさんに振り分けることができました。
今年は例年にも増して相談が止まることを知りません。
時には相談者にも厳しい言葉を投げかけざるを得ませんが、なかなか理解してもらえないのです。
ボランティア団体=無償
どこから補助金が出ていると思っている方も少なくありません。
*ちなみに補助金は行政などからは出ませんよ〜????
現在はカフェの収入と物販
皆さんからの寄付で活動を維持していますが、この数ヶ月は赤字が大きくでており厳しい状態が続いています。
それでも相談者は後をたたず必死に引き取りを畳み掛けてきます。
そして預けてしまうと何事もなかったように姿を消してしまう方も多く本当に残念でなりません。
当団体はあくまで相談者や飼い主のサポートの立場なのですが、いつの間にか責任の所在が入れ替わってしまうことも多く悩みは尽きないのです。
そうは言っても命を預かっているわけですから、やはり必死になりキャパオーバーになってしまいます。
私も無理をしていることも重々わかっていますが、まとわりついてくるちびにゃん達をみるとやらざるを得ません。。
やっと離乳できたので、そろそろ預かりさんにバトンを渡せそうですね。
はぁ〜
譲渡も進んではいるのですが、入居待ちの子達が私たちの手を今日も待っています。
「母ちゃん
頑張れや❗️」
『ハイ。。。』
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