天国の飼い主さんへ。
飼い主さんが突然死されて残された3匹の猫。
ご心配されている方もたくさんいると思いますのでご報告させて頂きます。
一番最初に引き出した《カキ》
まだ4歳と若く人馴れもしているので譲渡もすぐ決まると思いましたが…
全くご飯を受け付けずあんなにでっぷりと太っていた身体あっという間に痩せてしまいました。
環境には慣れてきて、誰にでも甘えて
可愛い子です。
気になるという方も何名もお声がけいただきました。
お店で点滴したり強制給餌や栄養剤で様子を見ているうちに少しづつ食べ出しましたがそれでもかなり少食です。
とにかくしっかり食べるようになるまでは
ケアが必要です。
11月で家をでなければならないということで、《ツブ》 《ウニ》も一緒にお引き受けしました。
ブログを見て《ツブ》一時預かりしてもいいですよという方からご連絡を頂きました。
譲渡会前のツキネコカフェは溢れんばかりの猫でケージを置く場所もないくらいでしたので、このお申し出は飛び上がりたいくらい嬉しいものでした。
すぐに来店して頂き一式貸し出して《ツブ》をお願いしました。
ところが…
こちらも甘えるものの、全くご飯を受け付けないとのこと。
あまりに心配で自信がないとのことで戻ってくることになりました。
他の猫の預かりできますよと言ってくださったので、こちらも出戻りの《ちゃしない》をお願いしました。
問題なのが高齢の《ウニ》
度重なる環境の変化にパニックを起こしてしまい、一気に凶暴化してしまい驚くばかりでした。
どうしたものかと思いあぐねているところに天の助け
人馴れしない豪邸猫を一時預かりから家族に迎えてくれたSさんが、引き受けてくれることになったのです。
すぐに迎えにきてくださり、なんと2日後にはゴロスリに。。。
ただ、問題が発生
こちらも全くご飯を受け付けないとのこと
食べ物の好みもすべて聞いてご飯も頂いていたので、お願いしていましたが
見事に3匹とも食べないとは。。。
あれから3週間は経過しています。
猫の生命力にも驚かされますが
なんだか元の飼い主さんの気持ちが猫達に残っているような気がしてなりません。
….
《ツブ》は歯石が酷いこと、歯肉炎もありそうなので一昨日からあみたに動物病院で歯石除去をしてもらい入院して様子を見てもらいました。
なんと、ad缶食べ始めたとのこと
やったー❗️
性格も良いので譲渡に繋げることができそうです。
残るは《ウニ》
猫は苦手なようなのでケージ管理の、
保護部屋に移動しましたが、今の所
心は開いてくれず引きこもり中で唸っています。
『食べてくれさえすれば、いつでも戻っておいで〜』とSさんも言ってくれます。
天国にいる飼い主さんに言いたいことがあります。
絶対この3匹を幸せにしてあげるから、
ご飯を食べるように言ってあげてください。
それがあなたのこの猫達への責任です。
高齢になればなるほど、猫は環境に変化に敏感です。
私たち飼い主は自分に何か起きた時、しっかりとその猫達の行く末を考えなけれま
ばなりません。
しかしながら、核家族化する現代
老人だけでなく独居化する人達も増えています。
ツキネコ北海道はその為にも認定NPOを目指し、終生飼養施設の設立を視野に
このような問題を解決していきたいと考えます。
今後も私たちの活動をしっかり見て頂き、
皆さんにもご協力を仰ぎたいとおもっつています。
頑張ってブログ更新します❗️