日々の活動報告

日々のこと

2016.11.30

また一歩。

現在、ケアの猫が多く多忙を極めています。

{EB2C2F98-BE00-4191-A90E-219053C3B608}
{A1F1C94A-E104-4986-9F6D-34804BF80E8C}
ほぼ多頭飼育崩壊案件や外で生活していた猫達ですから、致し方ありません。
ツキネコ北海道では行政(管理センターや振興局、保健所)の猫の引き取りは殆どしていません。
というかできないのが現状です。
というのも条例が変わってから行政側は猫の引き取りを飼い主に拒否することができるようになりました。
そうなると飼い主さんや餌やりさんは困り果て、保護団体に相談してきます。
その流れで一気に相談量が増え店内で対応しきれずやむなく相談窓口を開設することになったのです。
{71207954-3A92-4C61-A615-352D178C5F32}
ですから当団体は行政で受け入れてもらえない猫たちの、飼い主探しをしていることになります。
全国的に殺処分ゼロに向けての気運が高まっていることはとても嬉しいことですが、この辺りの本質的な問題が解決できなければ殺処分ゼロは
『絵に描いた餅』になってしまいます。
札幌動物管理センターの職員さんでもツキネコ北海道の活動を知らない方が多いのも頷けますが、、、
今後は官民が協力しあい猫を取り巻く問題を本当の意味で根本から解決していかなければなりません。
その為には【適正飼育の徹底】しか他ならないのです。
{FED9E130-2528-4F80-8008-B974486344E0}

{75257D1A-1E51-4752-898B-D44D73E56DF7}
先日、札幌管理センターにて第1回共同譲渡会の打ち合わせ会議が行われました。
私が代表を務める《北海Doぶつnet.》の仲間達が提案して推し進めてきた行政との共同譲渡会がまた一歩進むことができました。
これまでの経緯
平成28年度環境省が実施する《人と動物が幸せに暮らせる社会の実現プロジェクト》平成28年度モデル事業による支援を受けて開催決定。
共催:北海道、札幌市、北海Doぶつnet.、しっぽの会
後援:北海道獣医師会
協力:札幌市公園緑化協会、札幌スクールオブビジネス
イベント内容:道立保健所の犬猫の譲渡会。
来年1月14日 農試公園にて
北海道の保護団体の草分け的存在で唯一
認定NPOの【しっぽの会】さんと【北海Doぶつnet.】が初めて一緒に協力し合い、各団体が北海道庁管轄の各地区の保健所や振興局から引き出した犬猫達の譲渡会となります。
今後もこのような形で各地で譲渡会が開催できれば地方の方達の意識を変えていくことができると思うのです。
全道各地の団体さんや個人のボランティアさん達と垣根を越えて協力していきたいですね。

{7B28DBD3-C28A-4E19-A4C4-DE1B3BA04703}
先日のツキネコカフェでの緊急譲渡会で
たくさんの方が支援に駆けつけてくれなした。
その中でも特筆すべき驚くことがありました。
中学生のお子さんがお小遣いを貯めたのを是非寄付したいとのこと。
その金額は5万円でしたびっくりびっくりびっくり
スタッフも驚きのあまり「鳥肌たった〜」と目をウルウルさせています。
本当は譲渡会に来て引き取り手の無い猫を家族に迎えたかったとのこと。
その日は体調を崩し来れなくなったことなどお母さんが話してくださいました。
若い方達はSNSなどで情報を得て動物を取り巻く環やなど様々な問題を知識として得ることができますが、高齢者になるとそいうわけにもいかず地方や田舎の愛護動物の問題は一向に変化がないのが現状です。
北海道で初めての猫の相談窓口を開き何千件もの相談を受けてきました。
無責任な相談者に怒り、暴れ(苦笑)暴言を吐いてしまうことも多々ありました。
猫好きさんが無自覚に餌やりをして、不幸な野良猫を増やしてしまう現状もたくさん見てきました。
ツキネコ北海道の役割が徐々に見えつつありますので、組織の構築をしっかり固め
少しでもお役に立てるよう信頼を得る団体を目指して頑張ります!
『猫』と『人』を繋ぐことで、皆さんの気持ちをハッピーにできたら嬉しいです。
{B0E9AE12-A267-4D48-B93F-3833BB3379A7}
{73D31181-4F70-4423-AB1B-104855236296}