日々の活動報告

レスキュー案件

2016.10.29

《小樽》飼い主死亡で取り残された17匹の猫達。

小樽で起きた多頭飼育崩壊案件。

2匹の里親に手をあげてくれた

しょーこさん、先日お引き渡しが終了しました。
当初、先住猫の体調が悪く最後を看取り気持ちが落ち着いたとのことでご連絡を頂き
譲渡となりました。
その間 2ヶ月
一時預かりボランティアでずっと面倒を見てくれた【犬の美容室ピュア】さん。
お世話になりました。
以下はお家での様子をお知らせしてくださいました。
⬇️
夏に小樽の多頭飼育崩壊現場で保護され、預かりボランティアさんのもとに置いてもらってたにゃんずを、昨日ツキネコカフェで引き取って来ました。
現場で出会って里親になると決めてから約2ヶ月、預かりして頂いてありがとうございました。
9月に亡くした愛猫が「なみへい」という名前だったので、なみへいスピリッツを継承しようと、ハチワレおでぶちゃんは「タラオちゃん」、白地にズラの子は「イクラちゃん」と名付けました。
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2人とも初対面の時よりけっこう肥えていたので、うちにあるケージで体重を支えられるか心配でしたが、連れて来たばかりの時は大人しくケージの3段目に2人で固まってちょんとしてました。降りる時はじゃっかんケージがガタガタしてましたが
小樽→札幌→小樽、と短期間で移動が多くて、しばらくは知らない家でビクビクするかな?と思っていたけど、夜中になると家中冒険の旅!
どこを冒険するにも2人一緒。
寝てるとガシャーンドシャーンドテッカサカサカサ…と物音が絶えず、元気いっぱいです。
起きた時にゴミ箱がひっくり返され、閉めていた引き出しを空けられて色んなものがはみ出していたのもご愛嬌です。
歴代にゃんずのお骨と写真を飾ってあるところだけは絶対乗らないので、何か感じてるんですかねー。
庭を見られるリビングの窓際がお気に入りのようで、気づくとそこにいます。一応ケージも別部屋の窓際に置いて外を見られるようにしてるんですが、今日はケージの存在はほぼ無視!にゃんずで朝からカーテンの陰にいます。
イクラちゃんはたまにドスのきいた顔をしますが、黒目がクリクリの可愛らしい子です。タラオちゃんはやんちゃなイクラちゃんを守っているのか、それともすこーーしトロい子なのかまだわかりませんが、イクラちゃんがおもちゃで興奮してる間は横でじっとしています。
タラオちゃんはへそ天もしてくれるようになり、イクラちゃんも何となく自分の名前を覚えつつあるようです。
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これからゆっくり仲良くなりますね。
今度お伺いする時は、もっとゆっくり他のにゃんずとも触れ合いたいです♡
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飼い主さんが亡くなりとり残された17匹の猫達。
小樽保健所の職員さんの依頼でツキネコ北海道が、猫達の飼い主探しをすることになりました。
突然に降って湧いた出来事(猫屋敷状態)に家族も困り果て、近所の方と保健所職員さんで面倒を見ていました。
何度か小樽の現場に足を運び解決の道筋を
考え、行き着いたのは現地での譲渡でした
その為には小樽の人達の協力無くしては無理だと判断。
ブログやFBで呼びかけたところ、小樽のボランティアさんが動いてくれて猫を預かってくれて里親探しを積極的にしてくれました。
その甲斐がありこの案件は1ヶ月という短い期間で殆どの猫達が新しい家族を見つけることができたのです。
飼い主になってくださったのも小樽の方達が多かったです。
特に小樽の仲間達が勢力的に動いてくれたおかげで当団体の負担が軽減され
あっという間に解決できた案件でした。
行政と民間ボランティア、個人ボランティア、地域の方々の気持ちが繋がった結果に
心から喜びの気持ちでいっぱいです。
今後もこのような取り組みができればと
考えています。