日々の活動報告

日々のこと

2016.06.05

猫の脱走注意❗️

『見つかりました!』
里親さんの声が弾んでいます。
脱走して1週間以上が経っていましたが、
無事にお家に帰ることができました。
道央に引っ越された飼い主さん。
周りは自然に囲まれた地域で、狐なども普通に出る環境。
3階の窓から飛び出した猫ちゃんが、家に自力で戻れるはずもありません。
遠くから捕獲器を借りに来られました。
私達もなすすべもなく祈るような気持ちでいました。
連絡もこないのでなかなか厳しいかな...
と思っていた矢先で、
こちらも本当に嬉しかったです。
捕獲器には入らず四六時中探していたそうで、
チラっと姿を見かけている場所を確認
根気よく側に来るまで待っていたそうです。
このような場合は大きな声を出すとまた逃げてしまうことが多いです。
1キロも痩せていたそうですが、どうにか生き延びてくれて安心ですね。
ほっとしたのも束の間
昨日の帰り際に携帯がなりました。
『預かりの猫ちゃんが網戸からすり抜けてしまいまいした』
涙声のKさん。
車もないので慌てて捕獲器を持って向かいました。
元々、高齢者が田舎で半外飼いしていた猫なので外に出たがっていたようです。
ご近所さんが長年のお付き合いのある地区なので、皆さんにご協力のお声がけにお伴しました。
とにかく根気よく捕獲器を仕掛けていくしかありません。
恐縮するKさん。
誰にも失敗はありますからあまりご自分を責めないようにアドバイスしました。
私達も何度か保護猫やスタッフ猫を脱走させた経験があります。
看板猫の政五郎は脱走の名人です。
ただ都会では事故に遭う確率も高いですから、脱走対策はしっかりしないといけません。
以前の相談でも半年後に見つかったケースや、
キャンプ場で居なくなり捕獲器を5台お貸しして保護できたケース。
ツキネコにいた《どんちゃん》はひと山越えて住宅街に現れて保護され
結局、元の飼い主さんのところへ帰ることができました。
ツキネコミラクルがあるので
今後も諦めずにお手伝いして行く予定です。
ツキネコ北海道では脱走相談設けていて
現在、捕獲器を20台ほど所有していて
フル回転しています。
周りの方でお困りの方がいたら、相談を受けていますので教えてあげてくださいね。
これからは空気の入れ替えや、暑さで窓やドアを開ける回数が増えると思います。
身体の柔軟な猫は思ってもいない行動をするので十二分にお気をつけくださいね!