日々の活動報告

レスキュー案件

2016.04.29

小樽 …観光地の表と裏。

北海道小樽市
言わずと知れた小樽は運河沿いを中心に観光地として栄えています。
イメージ的にはとても美しく楽しい街ですね。
ただ、私にとっては野良猫が繁殖しているイメージで海沿いや
繁華街の裏通りにはたくさんの野良猫がいるという話をよく耳にしていました。
今回、
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やはり

いました...
たくさんの野良猫たちが

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表通りは桜が咲き人通りも賑やかです。

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海沿いを走ります。

今回、小樽の仲間のMakiに一緒に見に行ってくれるように話したらふたつ返事で
すぐ「行こう!」ということになりました走る人走る人走る人

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実は、Makiもその場所で繁殖している噂は聞いていてあえて近づかなかったとのこと。

何度か保護活動をしている彼女は、気持ちが入りすぎてしまうからです。

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いた。。。

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近づいても逃げません。

観光客からもご飯をもらっているようです。
気軽に餌をあげたくなる気持ちは分からなくもないですが、《餌やり行為》は
迷惑行為だということを理解してくださいね。
繁殖を繰り返し野良猫で生きていくのは本当に過酷な事なのです。
猫好きさんの餌やり行為が不幸な猫を増やすいひとつの要因でもあるのです。

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この表情を見れば家猫との違いは一目瞭然です。

さすがに触ろうとすると脱兎の如く逃げていきます。

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猫風邪に感染しているコ。

近くで見てるだけでシラミもついているようで皮膚を掻きむしっていて禿げ上がっている猫も数匹いました。

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裏手にもうじゃうじゃと。。。

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今にもはち切れそうなお腹の母猫ショボーンショボーンショボーン

明日にでも出産しそうなお腹でした。

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あっという間に一気に増える野良猫たち。

猫の繁殖力の強さは本当にすごいのです。

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この出入り口に餌がたくさん置いてありました
餌やりさんも複数いるかもしれません。
この現場を見てるだけで暗澹とした気持ちになりました。
《自分たちに何ができるか?》
自問自答します。
昨年度よりTNR基金を立ち上げ、
少しづつですが皆さんからの募金も集まってきています。
【どうぶつ基金さん】より助成チケットも
支給していただいています。
今こそ、有効利用できる時かもしれません。
この現場に足を踏み入れたのは
1本の相談電話でした。
若い女性からで『小樽のS地区で繁殖している野良猫たちがいてこのままだと殺処分される』とのこと。
『どうにかなりませんか?』と尋ねてきたので
『私達は手伝うことはできるが、
あなたは何か出来ますか?』と
彼女は寂しそうな声で『無理です…』と
その後私の胸のモヤモヤは晴れませんでした。
もう聞いてしまったのですから。。。
ちょうど別件で小樽方面に行く予定だったので、視察に出向いたというわけです。
連休も入ってしまうのですぐに小樽保健所の担当者に連絡を入れました。
やはりその現場の苦情がすでに入っているようでした。
今後NPO法人ツキネコ北海道としてTNR活動を中心としてお手伝いしたい旨を伝えました。
今後は行政と連携を取りながら現場の猫たちにどうにか増やさないよう
また保護できるコは保護してあげたいと思います。
現場に関して情報をお持ちの方は
ご連絡いただけると嬉しいです
☎︎ 011-641-8505 ツキネコカフェ 吉井