日々の活動報告

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2022.04.01

春の保護相談が始まりました

スタッフの滝澤です。

 

ツキネコ北海道では、北海道唯一の保護猫相談窓口を開設しています。

 

 

 

 

普段、相談電話を担当していて通常業務と並行して相談電話を受け、受け入れられる猫を振り分けています。

 

例年にない大雪に見舞われた北海道。

ようやく雪が溶け始め生活道路には雪はほぼなくなりました。

 

春になるとこの相談窓口が慌ただしくなります。

多い時は1日10件を超え、1ヶ月で60件以上になる事もあります。

 

 

何故だと思いますか?

 

 

それは、野良猫達の春の繁殖期を迎えるからです。

 

雪深い北海道では、真冬に外で暮らす猫達はほぼ繁殖をしません。

雪が溶け始め気温がプラスになると同時に、猫たちの繁殖が始まります。

 

早速、先日この春第1号の子猫保護の相談が入りました。

高齢の方がえさやりをしていた猫が自宅内で出産。

6匹の赤ちゃんを産んでしまいました。

 

 

 

現在は、保護主さんの自宅で母猫が子育てをしています。

子猫たちが無事育てば、私たちの方で受け入れ里親探しをしていく予定です。

 

電話相談では、野良猫だけではなく飼い猫の脱走、多頭飼育崩壊、飼っている猫での困りごとなど様々で中でも近年増加しているのが『飼育放棄』、『飼育継続困難』です。

 

高齢の飼い主が亡くなった、入院した、施設に入るなど

高齢者による放棄も増加していて、飼われていた猫が10歳を超える猫も多いです。

 

10歳や15歳など高齢の猫は環境の変化にとても弱いです。

見ず知らずの場所で知らない人間、知らない猫がいる所に連れて来られたら、誰でも戸惑いますよね。

ストレスを感じてしまいごはんを食べなくなることも多くあります。

 

今のツキネコ北海道の施設では、行き場を失う猫たちに充分な環境を整えてあげられませんでした。

ツキネコカフェ、ニャイダーハウスは保護猫の数も多く入れ替わりも激しいです。

月夜荘と言われる保護部屋は、馴れていない猫ばかりで収容頭数も少ないです。

保護部屋の長屋は、3月末で退去となりました。

 

本当に、この新しい終生飼養施設がないと受け入れられないと思っています。

 

相談者さんから行き場を失うと聞き、どうにかしてあげたいけれど今は受け入れが出来ない。

そんな葛藤ばかりで心苦しく断る事もたくさんありました。

 

ですが、この施設が出来る事で受け入れらると思うとあと数年の猫生である高齢の猫や病気があり譲渡が難しい猫にとって最適な環境を作れると思います。

 

おかげさまで、4月1日現在で11,798,000円までご支援を頂戴しております。

 

1,000万円達成出来ましたが、資金が足りているわけではありません。

物件が引き渡された後には猫たちの環境づくりの為に改装も必要です。

融資の支払いもスタートします。

 

4月22日のプロジェクト終了まで引き続きの支援と応援をお願いします。

 

 

 

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