日々の活動報告

レスキュー活動事例

2024.06.08

七飯町 多頭飼育案件2件 着手スタート

道南函館市の上に位置する《七飯町》

札幌市からは300km離れています。

以前の相談者さん経由で多頭飼育してるところが2軒あると聞き、現地へ出向いて来ました。

 朝8時

代表の吉井と瀧澤のコンビで札幌出発→道南七飯町へ

車を🚙走らせること3時間半

現地のボランティアさん達と愛護推進員さんとも顔合わせ

お食事をご馳走になりながら打ち合わせ。

お心遣いが大変有り難いです。

2件の多頭飼育案件に着手していきます。

既に猫たちの頭数や、手術有無を把握されリスト化してくれていて大変助かりました。

七飯町役場の職員さんも立ち会って頂きました。

1軒目は、自宅に30匹程の猫を引き入れており崩壊予備軍になっています。

元は親御さんが餌やりをしており外の猫が増えてしまったそうで、近隣からのクレームがあり猫たちは自宅へ入れたとのこと。

室内には物が多かった為、猫たちの隠れ場所だらけでこの日は全頭確認することは出来ませんでした。

手作りの捕獲網もさることながら、地域の問題に向き合う皆さんに驚かされました。

2件の案件で約、40匹以上

昨日は12匹の猫を保護して、今後解決に向けて協力していきます。

比較的馴れた子とかなり体調が悪い猫の5匹を引き取り札幌へ

思いもよらず多頭飼育となった方は、経済的にも精神的にも逼迫されていきます。

今回の飼い主さんも既に疲弊しており、スペイクリニックの獣医師・地元の動物病院で繁殖制限は続けているものの、一軒の家に30匹を面倒見ることは普通の生活ができるはずがありません。

もちろん全頭引き出してあげたいのは山々ですが、全道、全国各地から相談を受けている

ツキネコですが、常時300匹の猫を抱えています。

キャパオーバーするわけにはいかないのです。

今後は、こちらの保護可能数を調整しつつ引き出していくことになります。

飼い主さんには最後まで必ずお手伝いをする約束をしました。

次に2軒目、山側で暮らすお家へ。

こちらも元は野良猫たちで、自宅へ招き入れてしまい増えかけていたところ愛護推進員さんが不妊手術進めこれ以上増えないようにされていました。

年齢や家族状況もあり、全頭手離す意思があったこと、若く可愛い馴れた子たちだったことから自宅にいた7匹を連れ帰りました。

小柄で人気のある毛色の子が多く、すぐに譲渡できそうですが連れて来てから体調不良の猫が出て来ている状況です。

昨日、必死のケアも虚しくかかりつけの動物病院さんでその命の灯火が消えてしまいました、、、

今回の2案件はサポートする地元の方々がおり、解決出来るための模索をされていました。

多頭飼育の場合、全頭の里親探しは個人で行うのは至難の業です。

行政の各機関に相談もしましたが、

『役場として出来ることはありません』のひとことでした。

果たして、それで良いのでしょうか。

市民町民の問題や困りごとは、地元で解決すべきではないでしょうか。

動物愛護団体だから当然で、どんな案件でも無条件でやるべきですか?

行政で出来ない事があるのはもちろん知っています。

民間団体だからスムーズに出来ることもたくさんあります。

でも、札幌へ・ツキネコへ猫が行けば解決した事になるのでしょうか?

現在、同時に着手している小樽市の多頭飼育崩壊案件ではブログでもお伝えしたとおり

【北海道】管轄の機関がこれまで断られ続けた助成金申請する事になりました。

『出来ない、不可能』と言うのは簡単で楽かもしれません。

でも、困っている悩んでいる生活が破綻してしまう、一般市民の方を助けてあげられる立場の方が見捨てず寄り添って、結果的には解決出来なくてもここまではやりましたという形だけでもを見せて欲しかったです。

数年前、地方の多頭飼育崩壊の際は対象となる機関全てにたらい回しにされたことがあります。

担当者個人が悪いのではなく、動物行政の対応にルールも何もなく断るしかない、それを変えないままなのが問題だと思うのです。

いつまで経っても変化しなくていいのでしょうか?

求められていることは時代と共に変化するのは当然のことで、前例がないからは言い訳にしか感じられません。

今生きている動物達と人間はこれからも共存していかなければなりません。

行政側もいつか変わってくれると信じています。

愛して護るべきの『猫』

猫の問題で困っている『人間』を繋げて、これからもツキネコは問題提起していきたいと思います。