幸せのバトン 永年預かり編
「そろそろ施設に入らなければならないの」
ある永年預かりさんから半年くらい前からご連絡が入っていました。
3年5ヶ月の間、大変可愛がって頂いていた《くろし》です。
十勝の友人から保護した猫の里親探しの依頼があり、札幌のツキネコへ
預かりボランティアさんにお願いした後にすぐに永年預かりさんが決まり、
のんびりと暮らしていた《くろし》
ツキネコに戻すのは忍びないなぁと思っていたところ、なんと
ご自身で次の永年さんを見つけてくださったのです。
先日、次の永年預かりさんの元へ一緒にお届けに行ってきました。
久々にお会いしたKさん。
歩くのが不自由そうですが、88才とは思えないとてもお洒落な方で
お話ししててもその年齢を感じさせません。
私との連絡もLINEを使いこなしくろしの様子をお知らせしてくれる方でした。
今回、鍼の先生のご仲介で新しい永年預かりさんに繋がったそうです。
今まで使っていた猫の物を一式をそのままお届けして欲しいとのこと。
そこにはくろしの取説が。。。😭
驚いたことに、新しい永年預かりさんのお家にあった猫の写真は、くろしにそっくりな
黒猫でした。
その前にも何匹も猫を飼っていたとのことで何に心配もありませんでした。
私が言うのもなんですが、お二人ともその人生が伺える暮らしぶりがわかる
素敵な方達なのです。
暖簾は昔の長襦袢をリメイクされたそう*・゜゚・*:.。..。.:*・’ .。.:*・゜゚・*
ちょっと太らせすぎたので、そこだけ注意⚠️
洗濯機の横に隠れたつもりが、、、😅
見えてるで〜
👇 👇 👇
88才から71才へ
素敵な人生の先輩達の幸せのバトンを見届けさせてもらいました。。。
そうは言っても住み慣れた家を離れ、家族とも言える愛猫との別れ
悲喜交々な気持ちが交錯していたようです。
数日後こんなLINEが流れてきました。
『ペツトロスになりそうでした。
お電話したら食事も取っていないとのことで、
行ってみたらくろしも安心したのか穏やかに歩いてました。
いつでも迎えに来て会わせてくれるとのこと、施設にも迎えに来てくれると言われ、
私のペットロスは免れそうです。いろいろお世話になりました。
感謝です』
永年預かりという猫との暮らし
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