日々の活動報告

レスキュー案件

2023.10.08

捨て猫ルナちゃんのその後②〜ずっとのお家へ〜

警察からは全く無しの礫業を煮やし代表吉井登場!!
短気なので揉めない様に冷静に話したつもりでしたが、
あまりにも無責任な態度にイラついてしまい立件を視野に本気モードを出したら
すぐに現場検証にくるとのこと。

2023/6/1(木)
現場検証が行われ第一発見者の滝澤が対応しました。

2023/6/2(金)次の日に現場検証をした警察官から
「やはり立件できません」と電話がありました。
遺棄した行為はやってはいけないことだが
①手紙とエサ等が一緒にあった。
②キャリーバックに入っていたことから緊急性を要しない
と、最初と同じ理由でした。

それって全くアナタの私見ですよね💢
捨てられ損ってことですか?
もし警察署前に捨てられても同じこと言うのかしらん。
鼻息も荒くなりましたが、怒りをどこにもぶつけることができません!!

2023/6/2(金) 
警察官から札幌管理センターに立件できない旨を連絡がいき、
札幌管理センターが日本獣医師会へ連絡し、登録者照会を行い、
飼い主であろう方に連絡を取ってくれることなりました。
その後、管理センターの方が電話してくださいましたが、
1度電話した時はコール音が鳴ったが出なかった。
2度目から不通(着信拒否された模様)とのことでした。
その後何度かかけてくださいましたが状況は変わらずでした。

個人情報の名の下にこんな不条理なことが許されて良いのでしょうか?
適性飼育もできず、家族と同じ猫を捨てて、何食わぬ顔で生活していると思うと
本当に腹立たしいです。

2023/06/14(水)
明らかに捨てた人間が悪いのにその人間を保護した団体が知ることができないこと。
動物遺棄の法律が自分たちの思っていた法律と違ったこと。
ルナちゃんにかかった医療費や飼育費はツキネコで賄わなくてはならないこと。上記の理由から当
団体の顧問弁護士が「個人情報開示請求」を日本獣医師会へ行いました。
明確な理由はなく個人情報は開示されないとの返答しか来ておりません。

2023/9/8(金)
一番嬉しいことはルナちゃんは正式譲渡手続きが済み
今度はずっ〜と最後まで一緒にいてくれる家族ができました㊗️㊗️
一時預かりのWさんご家族です!!
辛抱強くこの日が来るのを待ってくださいました。

新しい飼い主さんもマイクロチップの登録の変更の為に色々調べてくれていました。
遺棄した飼い主を教えて欲しいと連絡しましたがダメだったそうです。
無事に登録変更は済んでいます。

遺棄した飼い主はお咎めなしで何の罰も受けません。
本当にこの様な不甲斐ない結末を皆様にお伝えするのは本意ではありません。
日本の動物行政のあり様は本当にレベルが低すぎるし、遅々として進んでいないことを
痛感しています。
先進国として動物に優しい国なることを願ってやみません。