*お声がかかりました《コタロウ》の家族探し〜お母さん、天国から見守っていてね〜
*トライアルのお申し込みがありました!
ブログを見てくださった当団体の永年預かり様からお声がかかりました😭
一旦募集停止となります。
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《コタロウ》オス 10才 血液検査(陰性)ワクチン接種済み
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むっちりボディの甘々ボーイです。
少し臆病なところはありますが、人見知りはしません。
ちょうど1ヶ月半ほど前に懇意にしていた里親のMさんから連絡が入りました。
以前にシッター業務を頼まれたこともあったので、またシッターかなと思いましたが
お話を聞いて愕然としました。
5年ほど前から闘病していましたが、病気が再発して余命宣告を受けたと言うのです。
お店やイベントなどに顔を出してくれていた時はいつも明るく、美容師さんだったこともあり
いつも綺麗にしていた方です。
まだ私よりも若い方なので流石にショックでした。
猫を2匹飼っているのでできれば自宅療養を希望されていました。
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私が訪ねて行った時には呼吸器はつけていたものの、
どうにか動くことはできていたので、これはしっかりお家での生活をサポートしてあげようと決意して、
私のできることでと思い料理を作って差し入れをすることにしました。
ご家族がいないこともあり、ご友人も数名サポートされていました。
気丈な方で私の前で涙を見せることはなく、今後の猫達のことをとにかく私に託したいとの
想いがとても強く感じました。
当初は私に2匹を託したいとのことでしたが、私も脳性麻痺のネネを看送ったらもう飼うことはしないと
決めているので、責任ある飼い主さんを見つけるからとしっかりお約束させてもらいました。
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コタロウはツキネコ北海道から譲渡された猫でしたが、
もう1匹の先住猫の《マオ》がいます。
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この子は警戒心が強く彼女にしか懐かず、シッターの際にも
ほとんど顔を見せてくれることはありませんでした。
ところがこの度は色々な方が出入りしたり、彼女が入院したりで不安だったのか
少しづつ顔を出してくれる様になって行きました。
特にシッターに行き出したスタッフの熊坂にはあっという間に懐いていったのです。
私は2匹の猫の行き先を考えあぐねていました。
それは彼女の一番の願いが
『一緒のお墓に入ること』だったからです。
余命宣告は受けていたものの、会っている時の彼女から生きる力を感じていたので
シッターもしばらく必要だろうと一緒の時間を共有していく覚悟を決めていました。
そんなある日
『ちょっと入院して来なきゃならなくなったのでお願いね』
と言われてすぐ戻ってくると思い込んでいました。
彼女からお友達とつながって欲しいとの要望があり、
LINEグループでサポートチームを作ったぐらいで、最初は楽しそうに
書き込みしてくれていたのです。
まさか
それが最期となってしまいました。
数日後に後見人さんから連絡が入り、
彼女の命は残り1ヶ月くらいと聞かされたのですが、、、
なんと、その日の夜中にあっという間に逝ってしまったのです。
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遺されたのは愛猫マオ君の写真集でした。
その中に1枚だけあったふたりの写真
あまりに凛として美しく
儚げな表情のMさん
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後見人さんに承諾を得て掲載させてもらいました。
今回の相談を受けて思っていたことは、いつかは尽きる命。
私たちはしっかりと最後の覚悟や選択を準備しておかなければならないということです。
彼女は愛猫の行き先をしっかりと考えて託してくれて、後見人さんを通して猫達にかかる費用も
準備してくれました。
マオは熊坂が新しい飼い主になってくれることになりました。
コタロウの飼い主探しなのですが、できれば永年預かりでお願いしたいです。
それは彼女との大事な約束
一緒のお墓に入れてあげることを叶える為です。
突然、飼い主が家に戻って来ないで不安になっているこの子達を
幸せにしてあげたいです。
どうかよろしくお願い致します。
代表 吉井