日々の活動報告

日々のこと

2021.06.01

どこにでもある野良猫の餌やり問題。

庭に鎮座している野良猫

目の前にいても捕まえることはできません。

捕獲器を設置してみるものの短時間では、

やはり無理でした。

昨日、スタッフの滝澤と向かったのは美唄市。

相談者は80代の女性

餌やり問題で悩まれて相談されていました。

春の繁殖シーズンを迎え増え続ける相談。

電話相談を対応している瀧澤も頭を抱えています。

近所からの苦情でパニックに陥っている相談者のHさんから、日毎に電話が入り根負けし急遽現地に向かうことになりました。

実はこの日の夜中の2時に妊娠していた母猫が出産を始めたと、朝の4時に電話が入ったそうです。
私も何度か経験ありますが、猫のことだといつでも電話していいと思っている方もいて、とんでもない時間帯に電話やメールが来ることがあります。
瀧澤も小さな子供二人を子育てしながら頑張っています。
流石にHさんに常識の範囲で行動すること。
相手のことも思いやることを伝えさせてもらいました。
優しい方ですぐに平謝りしてくださいましたが、
一人で抱えるには大きな問題になってしまった様に感じました。

3匹目が難産だったらしく,Hさん引っ張り出したそうです。
お家やお庭を見ても綺麗にしていて、きちんと生活されているのが見て取れます。
それで猫の問題に関わると精神的にも追い詰められてしまうのでしょう。
一家の大黒柱を失い、お子さんも体調が悪く
高齢者であるHさんは車も運転できないとのことで、全てを代行することになりました。
とりあえず家の中に3匹の外猫を入れておいてもらったので、捕獲して病院に運びます。
残りの外猫に捕獲器を仕掛けてもらい、改めて引き取りに来ることにしました。
ご高齢ですが、捕獲器の設置の仕方も一生懸命覚えてくれて理解能力がある方だなぁと感心してしまいました。
すぐに
江別の不妊手術の専門医【Mobile Vet Office】
大門先生にお願いするため車を走らせます。
ツキネコに戻ったのは午前中でした。
早い!!
その間に、出産した親子猫の預かりボランティアを探さなければなりません。
*昨日、預かりをお願いしたボランティアさんから、連絡が入りもう1匹出産を始めたとのことで病院に走ってもらいましたが残念ながら死産だったそうです????

夕方、スタッフが江別に走り手術を終えた猫達を引き取りに行ってきました。
若い2匹のオス猫は元気で初めてのケージに戸惑っていましたが、Hさんにも慣れていたとのことですぐに里親さんもみつかることでしょう。
地方では野良猫のTNRなどに理解を示してくれる動物病院も多くはなく、
全道から大門先生のところに駆けつけてくる方も少なくありません。
民間の私たちの野良猫に対する意識レベルが上がっても、それを引き受けてくれる病院がなければTNRも追いつきません。
動物病院の先生達にもこの問題について考えていただければと切望しています。
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