シンくん&テンちゃんのこと。
シンくんとテンちゃん
この子達との出会いはまさに偶然?
というか必然
この猫達の面倒を見ていたMさんからシッターの依頼がある日入りました。
それはシンくんのシャンプーでした。
スタッフのジェイミーが出向いてシャンプーをしてきてくれ、帰ってきてから報告を聞きました。シンくんはツキネコの看板猫でちょうど1年前に虹の橋を渡った政五郎と同じ病気
扁平上皮癌で涎も酷く状態は最終段階に入っている様でした。
その後なんだか気になり私もお邪魔したところ、保護主さんのお宅にはたくさんの飼い犬と保護猫がいてこの猫達のケアがかなり負担になっている様に感じました。
立派な保護部屋を与えられ、もちろん病院もしっかり通院していますが、これ以上治療方もなくもうどうすることもできないとのこと。
『この2匹まで一人で面倒見れる頭数ではないな。。。』
特にシンくんはこんな状態なのにとにかくご飯をよく食べ甘えてくるのです。
食べるので口の周りが酷く汚れ、それがどんどんと固まり手に負えなくなる状態でした。
2回目のシッターの後思い切って声をかけてみました。
『もしよかったらこちらで連れ帰り面倒みましょうか?』
『本当ですか?プロの方に面倒みてもらえるなら』とバトンを受けることになったのです。
そしてツキネコの監獄
いや天国
いやいや保護部屋の《長屋》に入居することになりました。
そこはベテランスタッフの木戸口と、これまたベテランボランティアさん達が難しい猫達のケアを一手に任ってくれています。
それをお世話に入りながらブログでモグちゃんが伝えてくれます。
⭐️アバターもえくぼ
長屋の猫達に悲壮感はありません。
みんにゃ生き生き暮らしています。
決まったボランティアさんしか足を踏み入れないので猫達も安心です。
Mさんとメールでやりとりさせてもらったところ
『ほんとにいい子達で、ちゃんと世話してあげられてなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
素人判断でしたが、、
二匹ともカリカリは最初から全く無理で。
シンくんは、カルカンパウチにササミのせたものをずーっと食べてました。最近は食べようとはしますが、食べれてないように見えたので、缶詰をブレンダーでムース状にしたりAD缶をシリンジであげたり、ちゅーるスティックを飲み込めるように高いところからあげてました。
テンちゃんは、ササミ、ちゅーるスティック、総合栄養ちゅーる、エナジーちゅーる、たまにシーバ
とにかく食べる日は色々食べてくれますが、痛いとこに当たったら何をあげてもその日は食べてくれませんでした。
そちらで、いろんな猫ちゃんの世話を日々してるプロなら、全く違うものであの子達に合うものがあるかもですね。
あの子達のご飯やケアグッズなど、あの子達に必要なものがあれば是非、用意しますので!教えてください。
よろしくお願いします。
毎日、犬4匹 猫4匹でわちゃわちゃしていますが、出来る限りのことはしてあげたいです。ほんとにたいしたことはできないんですが。
色々と後悔することばかりですが、シンくんとテンちゃんが穏やかな余生をすごしてくれるように協力できることがあればお知らせください』
いきなり難病の保護猫を迎えいれ必死にお世話していた様子が伺えます。
長屋に2匹の為に高額なad缶や好きなご飯を持って会いにきてくれてとても喜んでくれていたそうです。
イノキみたいな顔のシンくん
愛嬌があってみんなに可愛がられています。
流石に私は脳性麻痺のネネと白血病で棺桶に片足突っ込んでいるシロちゃんの面倒で手一杯で、何もしてあげていませんが、面倒を見てくれているモグちゃんのブログを通してしっかりと日々を生きているのが伝わってきます。
保護主さんがツキネコにシッターを頼まなければ
、繋がらなかったご縁です。
美人のてんちゃんは状態が改善されれば譲渡や預かりもできそうです。
でも凄く仲の良い2匹だから悩みますね〜
なんだか同じ病気を患い旅立った《政五郎》が引き寄せてくれたのかな?と思うほどです。
あの時、ご飯を食べれなくなっていく政五郎を見るのはやはり辛いものがありました。
でも、この2匹はよく食べてくれるので悲壮感がないのが助かります。
残りの猫生は長くないかもしれません。
でも
しっかり見届けます。
Mさん
安心してくださいね!













