非常事態宣言《営業日の変更》
ツキネコ北海道が大変なことになっています…
145 匹
9月、10月の猫の保護頭数を聞いて
ひっくり返りそうになりました。
しかも殆ど成猫です。
今月のミーティングを今週の火曜日に行ったのですが、本当に驚いてしまいました。
例年保護頭数が増えてはいるものの
年間300〜400匹の猫を保護に留まっていました。
それがこのところ異常事態が続いています。
頑張ってケアしても消えていく命に向き合わなければならない若いスタッフ達。
実は、激務の無理がたたり体調を壊しているスタッフもいて、このままでは健全な活動を持続させるのは無理だとの判断に至りました。
スタッフが元気で楽しく働けなければ
ツキネコではありません。
ということで、急遽来週より冬季間営業として
週末営業に切り替えることになりました。
月曜日〜水曜日 （猫の世話、ケア日としてお休み）
木曜日〜日曜日 （従来通りの営業）
＊祭日は営業
＊譲渡希望者、または遠方より旅行などでどうしても来店されたい方は事前予約してご来店ください。
どうしてこんな事態になっているのか？
⚪︎北海道内では唯一相談窓口を開設していること。
⚪︎NPO法人としての知名度が上がり、相談しやすいこと。
⚪︎相談案件の解決率が高く、口コミで広がっていること。
行政側と言うと
殺処分ゼロを掲げ、
条例が改正されて飼い主の引き取りを拒否できるようになりました。
引き取とってもらえない飼い主さん達の相談が倍増したことも大きな要因のひとつです。
『動物保護団体に相談してください』と言われることも多いようです。
理想は行政との連携
地方に至っては何度アプローチしても
『前例がない』
『不公平感が出る』などの紋切り言葉でたらい回し
自分たちの地域の問題なのに、民間の団体任せでは納得いきません！
もちろん北海道にも相談しています。
結局
最終相談場所がツキネコになっているのです。
《ここで断ったら猫たちはどうなるんだろう？》
そう思い続けて相談を受け続けた結果が、今に至ります。
しかしながら、代表の仕事としてスタッフや組織を守らなければいけません。
地方の多頭飼育案件を受け続ければ、医療費に押し潰されます。
今後は相談窓口等を一旦閉鎖しなければならない状況になってきました。
猫たちのケアに追われスタッフが疲弊していく
現状をどうにか打破しなければならず、
本意ではありませんがツキネコカフェの営業日を見直すこととなりました。
営業努力をして、やっと平日でもたくさんのお客様が来店してくれるようになったのに、本当に悔しいです。
今、この厳しい状況を乗り越えて
人も猫も幸せにする一歩になる様に
改善していきたいと思います。
これは当団体の問題ではありません。
各行政始め、根本は一般の飼い主さんの
飼い方に問題があります。
私達が常に言い続けている
【適正飼育】がなされていないからです。
ツキネコ北海道は奇しくも北海道で一番大きな猫の保護団体になりましたが、当団体がとうとうキャパオーバーを引き起こしているこの現実を知ってほしいです。
＊同時に引き続き一時預かりボランティアさん
永年預かりボランティアさん
お掃除ボランティアさんを大募集していきたいです。
ツキネコ北海道をぜひ支えてください。
どうぞよろしくお願い致します！！
シラミ、耳ダニアレルギーで命の危険もあった
《イボンヌ》
こんなに改善され、その後は肺炎も併発しましたが吉井宅で予後管理しています。
す、凄かった、、、（；゜０゜）
《とっくん》
皆さんに可愛がられていますが、やはり
預かりボランティアさんを募集したいです。
とても良い子です。
脳性麻痺の天使猫《ネネ》
マイペースで暮らしています。
ダミアンもピノコも
ヤギ兄さんも。。。
そしてスーパーマンの政五郎も
今はツキネコにはいません
思い出に浸る暇もないほどツキネコは大きく成長し多忙になりました。
まだまだ歩みを止めるわけにはいきませんが、
今は大きく深呼吸しながら今後の活動を見つめなおして行きたいと思います。
【NPO法人ツキネコ北海道】
代表 吉井美穂子
スタッフ一同
❄️❄️❄️????❄️❄️❄️❄️❄️????❄️❄️❄️????❄️❄️
アニマルドネーション
こちらを
