活動を支えてくれたパートナー。
代表の私にとって節目の出来事がつい先日ありました。
それは1月20日を持って現在の場所で経営する美容室 ノーマ・ジーンの営業を終了したことです。
札幌の円山地区は美容室の激戦区でもあります。
この場所で29年間、営業を続けて来れたのはひとえにビジネスパートナーである店長の
《矢後真由美》の存在があります。
ツキネコの活動を支えてくれた一番大きな影の力でもありました。
お店の終了日には、打ち上げとして元スタッフや一部のお客様が集ってくださり壁一面に落書きをしたりと大賑わいでした
函館から子供と駆けつけてくれたゆな
出産したばかりのふみえちゃん
15年ぶりで再会した朋ちゃん
ノーマ・ジーンで12年間働いて開業したもりもり
＊最近一時預かりボランティアを始めました
個性的で楽しい面々が集まってくれました。
私は15年ほど前に美容師は引退させてもらい、
好きなことをさせてもらってきました。
2度の結婚⇨離婚、事業展開⇨失敗、更年期鬱、
最終的に今のNPO事業にたどり着くのですが、
ご存知の通りお金になる仕事ではなく
何度も経営の危機に陥りました。
その度にパートナーである店長が支えてくれたのです。
『吉井は楽しんで仕事をするのが大事
とにかく好きなことをやってほしい』
常にそう言って私の後押しをしてくれました。
そんな彼女も美容師の傍ら試行錯誤の末、自分のやりがいを見つけることができ、これからは
《親と子供、地域の居場所サロンを併設する美容室》を目指しオープン予定です。
＊二人とも子供には残念ながら恵まれなかったのですが、子供達のボランティアに関わるようになるとは不思議な縁です。
25才と19才の時に美容師として知り合い34年。
これからも仕事、人生のパートナーとして家族の様に支え合っていければと思っています。
店長は豊平公園でキャリーバックのまま捨てられていた《ゆたか》を家族に迎えてくれています。
私は十勝の田舎出身で学もなく、
貯金も家も不動産も何もありませんが
《人材》という素晴らしい財産があります。
人と繋がり、仕事と繋がり、地域と繋がり、社会と繋がり自分の居場所を見つけることができました。
今は歳を重ねるごとに不安が無くなってくると同時に、心が平穏になって来ているのを感じています。
＊若い頃はヤンチャで短気で生意気でした
昔は占いが大好きで「あなたは苦労はするが老後は幸せになる」とよく言われたものでした。
その時には年寄りになって幸せになっても意味ないのにな、、、などと若気の至りで思っていましたが
今なら若い頃より《今の自分が好き》と胸を張って言えます！
自分で最近気づいたことは『他人の転機に影響していること』です。
あなたのお陰で今の自分がある
あの時の一言で変われた
あの時に紹介してくれた◯◯◯さんと繋がり
云々
という言葉をよくかけられるようになったのです。
間接的にでも人の人生の節目に関われたことは
嬉しいことだと感じています。
盛岡の《もりねこ》の代表 さちえさんも
そんな中のひとりです。
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