《永年預かり》というボランティアの形。
人のお膝が大好きです。
実はもみじは腎臓がひとつしかありません。
検査したところそれほど問題は無さそうですが、、、
やはり普通に譲渡されるには時間がかかりそうでした。
そんな時にツキネコカフェに来店されたお客様。
少し高齢そうですが上品で素敵な女性です。
ただ、猫を看取った後どうしても寂しくなり
知人から元野良猫を引き取ったそうです。
猫との生活を楽しみにしていたところ、順化されておらず近くにも来ないとのことで
当団体のツキネコカフェに遊びにきたとのこと。
『膝に乗ってくれる猫達がたくさんいて嬉しい』とお話ししてくれました。
『勿論、慣れない先住猫が可愛くないわけではないけれどなんだかつれなくて寂しいのよねぇ』
そこに振り向いたところにもみじはいました。
《あっ!コレは、、、》
預かりボランティアのお話をして、『ぜひ2匹が仲良くなれば一緒に面倒見てもらえませんか?』
トントン拍子に話は進みお迎えに来てもらった画像です。
当団体の施設ではケージ暮らしか、超多頭飼育状態のどちらかです。
猫にとってもストレスにならないわけが有ありません。
最終責任は当団体になれば高齢者の方も安心して
猫との暮らしができます。
当団体が考案した《永年預かりボランティア》
こちらは偶然に出来上がったシステムですが、
保護団体側にとっても高齢者に取っても
WinWinのシステムなんです。
猫自身さんや北海道新聞さん様々なメディアでも取り上げられていますが
まだまだ浸透していない様に思います。
体力がある保護団体でなければ難しいかもしれませんが、それぞれでシステムを変化させてみるのもいいかもしれませんね。
当団体でも最終的には引き取り場所が必要ですから、終生飼養施設も視野に入れています。
現在 永年預かりさんに引き受けて頂いた猫は55匹。
とても喜ばれています。
ぜひ、全国に広がってほしいと心から願っています。