みんな誰かの応援団 《アバターの巻》
数々の多頭飼育崩壊案件でも
この猫の姿を見たときの驚きは
言葉にはなりませんでした。
【適正飼育】言葉で書くとなんとも
簡単ではありますが、適正飼育出来なかった猫の行く末はここまでになるという
見本の様な猫が《アバター》です。
狭い部屋で去勢も済ませていない猫たちの喧嘩は壮絶を極めたことでしょう。
アバターは人が大好き
見かけによらずボス気質で猫とあわせると大ゲンカになってしまいます。
傷の手当ても長期間かかりましたが、
スタッフの辛抱強い手当てにより
殆ど回復し、目のひきつれもかなり改善されました。
スタッフ木戸口から一時預かりボランティアさんとバトンが渡され、問題だったマーキングもおさまり後は新しい家族との出会いを待つだけです。
そんなアバターの様子はモグちゃんの
応援ブログで
なんとも味わいのある風貌で人気だった
《ウッディ》
やはり喧嘩はをすると豹変。
キャリア部屋での生活はストレスがかかると、スタッフのご家族が永年預かりを引き受けてくださいました。
そして一番心配していた《バズ》
キャリア部屋でのんびり暮らしている様にも見えましたが、体調は良くありませんでした。
食べても食べても痩せていくのです。
何度か検査してもそれほど悪いところは
見つかりませんでした。
そんな時、お店に足繁く通ってくれていた
若い女性がいました。
なんと!お目当はバズだったのです。
猫を飼える環境を整えて迎えに来てくれました。
こんな状態の猫なので永年預かりのご提案(無料譲渡)をしましたが、譲渡の際は譲渡費用以上に寄付までしてくださったんです。
ストレスのない環境で思う存分
甘えられると思うと嬉しいです。
健康状態は心配ですが、あのご家族なら安心してお任せできます。
先日、《ツキネコ里親の会》にバズの様子が投稿されていました。
その後病院通いも続いているようですが、
飼い主さんに甘えているバズの姿に
涙が出そうになりました。
猫嫌いの《アバター》にも早く飼い主さんを見つけてあげたいです。
まだ、この多頭飼育現場にはたくさんの猫たちが残されています。
全頭FIVキャリアの為、引き出しには時間がかかると思います。
でも関わった以上、諦めるわけにはいきません。
猫ももちろんですが、飼い主さん達が普通の生活を取り戻せるようになることが
理想の形だと思っています。
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