飼育放棄 全盲の猫 チビ。
全盲の《チビ》
9才
家族との生活は昨日で終わりです…
お母さんはご病気で身体が不自由になり、
もうチビの面倒を見ることが出来ません。
まだ何も知らないチビはいつものように、
動き回っています。
大好きな座布団
持って行こうね????
匂いが付いたものが無いと不安だよね。
これから生活保護に切り替わり、
ペット不可の物件に引っ越すというご家族。
今はご自分達の生活に手一杯のように感じました。
何と言葉をかけて良いのか、、、
同情しないわけでは無いですが、やはり
無責任なことに変わりありません。
厳しい言葉も言わせてもらいました。
チビは避妊手術どころか、病院に行ったことがありません。
それどころか、今更になっててんかんのような症状もあるといいます。
まっすぐ、病院へ向かいました。
背中にも掻きむしってハゲています。
怖くて鳴き叫ぶチビ
爪も伸びきっていました。
目が見えないので不安なのか鳴き声も大きいです。
全検査を終え、内臓の数値も問題無いので様子を見て避妊手術することにしました。
トイレも不安なところもあり…
（お家にはペットシーツが壁のあちらこちらにガムテープで貼られていました。
今回
かかる医療費もいっぺんには払えないとのことで、分割になりました。
もし当団体が引き受けなければ
チビはどうなっていたのでしょう。
昨日からチビはまだ何も食べず
何も飲まず、、、
不安の中で戦っているのだと思います。
この猫を必ず幸せにしてあげたい。
当団体のようなたくさんの猫がいるところでは、本当にかわいそうでなりません。
飼育放棄の問題も残念ながら、これからまだまだ多くなっていく気がしています。
チビを通して見えてくる問題。
私達はそれを伝えていかなければなりません。
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