何かが、何かが間違っている…
この文字。
プライベートで遊びに行った小樽
久々の休み
ゆっくりしようかと思った矢先でした。
恐る恐る友人と家を訪ねると、やはり高齢の男性が猫たちにまみれていました。
メス猫2匹に生後1ヶ月ほどの子猫が5匹。
『外に出してるの?』
友人の問いかけに
「何も出してない、勝手に妊娠した」
もうこの時点でアウト!!!
ですが、、、ここで怒りを堪え
とにかく避妊することを勧めました。
名刺を差し出して次の日、子猫はもちろん全頭連れ帰る約束をしました。
次の日、伺うと
「やっぱりいいわ、このまままでいい」
と言います。
お年寄りは子猫が大好きです。
『ダメ、ダメーーー!
あっという間に大きくなるよ
もらい手なかったらどうするの?
増えたら大変、母猫もすぐにサカリが来るから苦しくてかわいそうでしょ!』
なだめたり、たしなめたりとにかく機嫌を損ねないようにどうにか猫をキャリーバックに押し込みました。
ナント1日で飼い主から電話があり
とにかくは母猫と子猫を返せと言います。
なだめてどうにか子猫は諦めましたが
母猫の避妊は許さないと言いはりどうすることもできません。
『もう1匹のメス猫はどうします?』
と聞くと
「ああ、その猫はいらんわ」
年配者はサビ猫や黒猫を忌み嫌う人が結構います。
もう怒りを通り越して呆れ果ててしまいます。
とにかく手元に子猫を産んでくれる可愛い
メス猫だけが欲しいようでした。
何を言っても頑固なお年寄りには通じません。
返さなきゃいけないことが
悔しくて
悔しくて
あと何年産ませ続けさせられるんだろう。
あと何年、飼育できるんだろう。
当団体での相談も餌やり問題や飼育放棄、
捨て猫問題など殆どが高齢者なのです。
残念ながらこの辺りを解決する手立ては
悔しいですが、なかなかないように思います。
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