一考察。
この活動を始めてから長いこと
活動が赤字が続き
『もうダメかもしれない』と思うことが
何度もありました。
自分の経営力の無さにほとほと嫌になることもありました。
スタッフに充分な給料を支払えない不甲斐なさは未だにあります。
そのひとつの要因として
相談者=支援者になるという構図が
全くの大誤算だったのです。
涙ながらに駆け込んでくる相談者
できるだけ費用の負担を軽くして、一緒に新しい飼い主を探せばこの人達こそは
賛同者になると信じて疑いませんでした。
蓋を開けてみると、猫を預けたあとはまっったく素知らぬふり
お約束のお掃除ボランティアにくるどころか、猫がどうなったか聞いてくる方もいません。
活動当初、かかった医療費を負担をしてくれる方は皆無でした。
『うちで保護してた時は風邪なんてひいてなかった』
『医療費の支払いなんて聞いていない』
『忙しい…』 『家族が〜』
涙でか弱い相談者を演じていた片鱗など全く無くなっています。
当初『ツキネコは¥1,000で猫を引き受けてくれる』という噂も広まっていました。
これにはさすがに開いた口が塞がらず
《相談者に寄り添う》という自分の方針が間違っているのでは?と思うことも少なくありませんでした。
ここにきて事務方として会計、税理と私の苦手な部分をサポートしてくれる仲間やスタッフが増えたお陰で様々な問題がクリアになってきました。
里親さんを中心にサポートしてくれる方が増え、SNSの発信により全国から支援物資や支援金が集まってきました。
今では訳のわからない相談者はかなり減り、しっかりと医療費のご負担もしてくれる保護主さんが増えています。
もちろん相談者さんの中には未だに
力強いサポートしてくれる方もいるのですが、その数は全体の10%にも満たないかもしれません。
《猫を助けたい》
というよりも
《自分の悩みを目の前から消したい》
という相談者が多かったのだと思います。
このことに気づくのにずいぶん遠回りをしたかもしれませんが、その分
たくさんの人達に助かられてきました。
『人』で苦労した分
それ以上に『人』に助けられている
ツキネコ北海道
強さと優しさを武器にできる団体に
していきたいと思います。
代表 吉井
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