日々の活動報告

日々のこと

2017.10.17

ループする野良猫問題〜苦渋の選択〜

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神棚にいるのは誰だ⁉️

事務所内を大暴れポーンポーンポーン

苦闘の上に捕獲されたのは、、、

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近所を闊歩していたキジトラの野良猫。

このところ猫テラスにこの猫を含め2匹ほど野良猫が現れていて、
TNRをしようか迷っていたところでした。
それとは別件で、相談者さんから預かっていた野良の子猫が突然1階の保護部屋から居なくなるという騒動がありました。
くまなく探せどもどこにも見つかりません。
どうやら猫テラスの本当に狭い隙間
が見つかり、そこから逃げ出したのでは?
ということになりました。
野良気質の強い子猫だったようで、あるだけの捕獲器を仕掛けることになりました。
新人の3人に捕獲器の使い方のレクチャーと、《保護猫を預かることの責任感》の話を伝えて絶対に皆んなで見つけよう!と
心をひとつにするようはっぱをかけました。

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そして、夕方

『かかりました!』
小躍りして喜んで捕獲器を開けたところ…

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そうなんです

この野良猫が捕獲されたのです。
ケージに移す際に失敗して冒頭の大捕物。
事務所はめちゃめちゃですえーんえーんえーん
驚いたのにはもう一つ理由がありました。
昨日、突然近所の方が野良猫相談に来たのですがなんと!
この猫達の餌やりさんだったのです。
2匹の野良猫の餌やりをしていること。
1匹のメス猫が弱っているので保護してほしいこと(FIVキャリア)
自分が高齢になって来て健康に自信がなくなり、飼っている3匹の猫達の行く末が心配なのでどうしたらいいか?
などでした。
TNR
*避妊、去勢についてしっかりやってほしいとお願いしましたが
餌やりの責任は回避で、生殖制限はスルーされてしまいました。
そんな日に捕獲されたのです。
こちらも保護したい気持ちは山々ですが、
生粋の野良気質のオス猫。
多くの多頭飼育案件を抱え、現状は厳しくTNRを選ぶしかありません。
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近所にある保護部屋の周辺にも似たような野良猫が闊歩しており、保護をし続けるのは本当に苦渋の決断が必要です。
殺処分ゼロを掲げ多くの人達が叫んでいます。
もちろん私達も掲げてはいるのですが、日々野良猫問題の相談を受け続けてながら、何か釈然としない気持ちがあります。
殺処分ゼロの向こう側にあるマクロ的な問題は、果たしていつ解決できるのでしょうか。。。