ある1日の活動記録③
留萌振興局で2匹の子猫を引き出し、そのまま高速に乗り砂川にトンボ帰り。
個性的なニャンズが勢ぞろい。
誰を連れて帰るのか?
悩ましいところです。
触られることに慣れていない猫達は流石に
逃げ惑い出しました。
すぐにキャリーに入りました。
比較的のんびりした4匹を引き出し帰路へ。
札幌に戻る頃には陽も暮れはじめました。
私の頭を取るゆうき君
まっすぐ帰路に着きたいところですが
もう一仕事残っていました。
こちらに捕獲器をお届けするつもりでした。
当団体では、日々の業務も忙しい為
基本的には相談者自身が動けない案件はお断りしています。
ただ、今回の現場の餌やりHさんの真剣さと責任感の強さが重々に伝わってきたので
サポートを決めました。
なんと、
私達が地方を走り回っている間にHさんがツキネコに来店され、かかると思われる医療費とその他に寄付金を持ってきてくれたそうです。
これには驚いてしまいました。
医療費の先払いをしてくれた方は初めてかもしれません。
サポートの対しての喜びの気持ちが大きかったようで、こちらとしてもとても嬉しかったです。
子猫が10匹はいそうだということで
連携を取り、早く捕獲したいものです。
これが全頭成長していくと、一気にご近所からのクレームになるのは火を見るより明らかです。
餌やりさんの責任として生殖制限や子猫の保護は必須です。
バチン‼️
捕獲器を仕掛け帰ろうとすると
1分もしないうちに母猫が入りました。
その後の捕獲続けるように指導して
我々は帰路に着きました。
すでに陽は暮れていますが連れ帰った猫達のお世話がまだあります。
この子は目が慢性的な結膜炎かな?
若くはないかな?
全て終わったのは20時近くになり
流石に疲れました….
初めて多頭飼育現場に関わったボランティアのゆうき君に途中で感想を訪ねましたが、初めての多頭飼育崩壊現場の大変さに驚きを隠せないようでした。
多頭飼育現場の臭いは独特のものがあります。
砂川のこの案件では臭いレベルは高くはありませんが…
車の中で色々な話もでき、有意義な1日だったと思います。
大変なことも多いけれど、普通の生活では経験できないような現場の体験にそれぞれ思いを馳せることでしょう。
流石に超ハードな1日でした….
終わりの見えない地道な活動ですが、
猫を助け、人を助けながら経験を積み
今後の課題を刻んでいきます。
これらの経験が自分たちの成長にも繋がることだと日々感じています。
平日はニャイダーハウスでの
【親子と猫の体験教室】スタッフのレナを中心にボランティアさん達で開催しておりこちらも大好評です。
イベントやレスキューがまだまだ続きますが、ツキネコのチームワークで楽しみながら乗り切って行こうと思います。
この1日の体験
皆さんにも伝わりましたか?