日々の活動報告

日々のこと

2017.08.04

餌やりとTNR活動。

餌やりしている猫を避妊手術してあげたいと相談に見えたご婦人。
前回出産した後、子猫はいつの間にか居なくなって、また妊娠したようでです。
捕獲器をお貸ししましたが、警戒心の強い母猫は全く見向きもせず一向に捕獲できないと連絡が来ました。
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基本的に出向いてお手伝いすることはないのですが、近所だったこともあり様子を見に行きました。

ベランダに網を張り巡らしているので、どうにかタモ網で捕まえられそうです。

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ううう、、、

なかなかの野良母さん。
お腹も大きいです。

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いつもと違う状況にこの時点で失禁。

あっという間に網の隙間をかいくぐり逃走。
一度目の捕獲は3分で終了。
その後、しっかり網の補強をしてもらい
昨日再度出向きました。
ちょうど埼玉からいつも応援してくれているMさんが帰省でボランティアに参加してくれて居たので同行してもらいました。
1人だと必死で写真など撮る暇がないのですが、今回は撮影係をお願いしました。
今日こそ迅速に!
簡単そうに見えますがこれが力がいるのです滝汗滝汗滝汗

現場には緊張感が張り詰めます。

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とりあえず押さえ込みタオルを上からかけ、落ち着くまで待ちます。

しばらくしてキャリーバックに入れようと試みましたがやはり隙間から逃げられました。
また隙間を狙って駆け上がりました。
頭を突っ込み必死に出ようとします。
私も怖いですが母猫も必死ですガーンガーン
こちらも怪我をしないように慎重に
再度挑戦。
諦めて脇の角に隠れて居たところを上からタオルかけます。
首のあたりをがっつり掴みキャリーバックに押し込みます。
この時に手袋など履くと力が入らないので
素手で首の位置を確認して、とにかく絶対に指の力を抜かないように我慢比べです。
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今度は成功!

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そのまま病院へ。
手術をお願いして来ました。
《あみたに動物病院》さんでは
ここ数年 当団体がお願いしたTNRの実績はすごい数になっています。
手術痕も小さく溶ける糸で抜糸も必要ありません。
午後手術をしてもらい夕方にはリリースできます。
信頼のおける病院で私たちの活動を支えてくださっています。
砂川の多頭案件では1人で44匹を捕獲しました。
室内であればどんな猫でも捕まえる自信はありますが、外は捕獲器じゃないと無理ですね、、、
同行してくれたMさんも日々の業務の大変さを感じてくれたようです。
皆さんも周りにいる餌やりさんには、ぜひTNR活動をお勧めしてください。
《無責任な餌やり行為》が不幸な野良猫を増やすにことに繋がるのですから。。。
*TNR活動とは
どうぶつ基金さんより転載