【わんにゃん家族プロジェクト】広域譲渡とは?
ーいよいよ今月の14日にわんにゃん家族プロジェクトが開催されます。
http://ameblo.jp/tsukineko-hokkaido/entry-12229933448.html
地方の保健所や振興局から引き出す枠を
4枠頂いたので、どこから引き出そうか
考えあぐねていました。
地方ではまだまだ殺処分の対象になる猫達も少なからずいますので、緊急性のある猫にしようと考えていました。
全道の個人ボランティアさん達で構成されている【ニャン友ねっとわーく北海道】さんが、地方の猫の引き出しに頑張っているので、勝田代表に色々と相談しました。
結局、留萌振興局から2匹
室蘭保健所から2匹を引き出すことになり
ニャン友さんのご尽力で運搬をお願いすることになりました。
留萌は何かとご縁がある場所で、ニャン友留萌のメンバーさんにも以前に何度もお世話になっています。
さすがに留萌も室蘭も遠方なうえ、例年にない大雪で交通も全面麻痺していて引き取りに行くのも大変な労力なので心配していました。
そんな中
今回、留萌振興局の職員さんが
我々の取り組みに賛同してくださり
なんと!有休を取って届けてくださることになったのです。
普段の二倍以上の時間をかけて2匹の猫を運搬して下さいました。
保健所やセンターの職員さん達だって殺処分なんかしたくないのです。
皆さん1匹でも譲渡を目指し日々努力されています。
今回留萌振興局も室蘭保健所にも電話をした際に対応してくれた女性職員さん達の
嬉しそうに弾んだ声を聞いた時、やっと
何かが変わってきた気がしました。
15才と高齢です。
去勢の際にヘルニアも治療していただきました。
この兄弟はFIVキャリアでしたが性格も穏やかなので、譲渡の可能性は充分にありそうです。
実は私には過去に苦い経験がありました。
数年前、相談を受け道南のある地方保健所の猫を引き出そうと動き出しました。
処分の日にちも迫っており焦りながらも
電話をした時の、男性職員の面倒くさそうな声は忘れることができません。
しかも引き出そうと考えていた猫達はすでに全頭処分となっていました。
心の奥底でギュと心臓をわしずかみされたようななんとも言い難いあの気持ち。
その後は情けないことに期限のある犬猫になかなか向き合えない自分がいました。
この度、
北海道の職員さん達のご尽力により環境省の「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」が開催される運びとなりました。
それぞれの団体が引き出した犬猫の医療費などに予算がおりることになりました。
これは今までにない画期的なことです。
今後の広域譲渡にも光が射し始めるかもしれません。
*子猫はどこの保健所でも殆ど引き取り手がありますが、地方では成猫に関しては
譲渡が難しいのが現状です。
事前にHTBの猫ディレクター?のSさんに取材をお願いしていました。
犬のM基金さん
ニャン友ねっとわーく北海道さん
そしてツキネコ北海道と団体の垣根を越えて
また新たな一歩がスタートします。
今回の譲渡会を足がかりに立ち遅れている地方の啓蒙活動を加速させていきたいと思います。
それは一団体でできる簡単なことではないのです。
今こそ互いに手を取り合い北海道内の
犬猫の問題を皆んなで考えていきませんか?
【わんにゃん家族プロジェクト】
ぜひご参加くださいね❗️