日々の活動報告

レスキュー案件

2016.11.12

どうして先に逝っちゃうの。。。

飼い主さんはもうこの世にはいません
37才の若さで突然死でした。
どれほどこの猫たちに気持ちを残して逝ったことでしょう。
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布団をめくると臆病な茶トラの《ツブ君》7才がじっと息を潜めていました。

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子供に先立たれたお母様の心はいかばかりなものでしょうか

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一番、長老の12才の《ウニ君》

歯周病で全ての歯を抜歯済みだそうです。

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一番若い《カキちゃん》は4才の女のコ。

人にも慣れています。

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狭い部屋ですが、猫の為に色々な工夫がされています。

現在はお母様が毎日面倒を見に通われています。
猫たちもしっかりケアされていて、毎年のワクチンも欠かさないでされていました。

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『このお仏壇は…』

実はご夫婦は離婚されていて十数年前にお父様が心の病気になり自ら命を絶たれ、
娘さんがご位牌を護っていたそうです。
そんな娘さんも少しづつ心が壊れ始め、仕事もできなくなり家に引きこもるようになってしまい
自分自身の中にもお父さんのようになってしまうんじゃないかという不安も抱えていたようです。
《自分を必要としてくれているのはこの猫たちだけ、殺さないでほしい…》というような内容のメモがあったそうです。

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今日は一番若い《カキちゃん》を連れ帰りました。

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女のコですがおっきな子ですね〜

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現在、多頭飼育案件をたくさん抱え
遂に120匹の大台になってしまった当団体。
今回の退去期限は今月末までです。
お母様のお住まいはペット不可物件でどうすることもできないが、娘の忘れ形見の猫たちを処分という形だけは避けたとの想いが伝わってきます。
ただ、当団体も今すぐ3匹の猫をお引き受けすることは、とても大変なことなのです。
里親さんはもちろんですが、高齢の子達はぜひ一時預かりをお願いできればと思います。
このような相談を受けるたびに、我がコとも言える愛猫の行く末をしっかり考えて欲しいと思う毎日です。